センサーハウジング部分には、700万画素、f2.2のカメラが内蔵されているが、これに加えて、3万点のドットを照射するプロジェクターと、これを検知する赤外線カメラが新たに追加された。これらを含めて、AppleはTrue Depthカメラと称している。
Face IDによる顔面認証では、このプロジェクターと赤外線カメラを用いて、人の顔を立体的に検知し、機械学習を活かしながら顔の認識を行い、センサーハウジング部分を覗くだけで瞬時にロック解除ができる仕組みを提供する。
Face IDそのものについては別の記事で改めて詳説したいと思っているが、このドットプロジェクターと赤外線カメラを搭載したことによって実現したのが、True Depthカメラによるセルフィーのポートレートモードなのである。