TGS2017のALIENWAREブースで開催された発表会では、冒頭、Alienware Global Marketing DirectorのChris Sutphen氏が登壇し、「ゲーミングPC業界はワールドワイドにおいても日本においても拡大している市場である」とコメント。デルジャパンでは、昨年(2016年)比1.3倍の出荷台数を記録したと説明した。

好調の要因として、有力ゲームタイトルがコンソール版だけでなくPC版も出荷され、ゲーミングPCが最良の動作環境となっている点と、日本でも盛り上がりつつあるeSports、そして数年前から新境地を開拓しつつあるVRを挙げ「技術の進化を促進することでエキサイティングなコンテンツをお届けできる」と発言していた。

現在DellはALIENWAREとInspiron ゲーミングの二つのブランドを使用しているが、前者は象徴的なデザイン性と究極のパフォーマンス・品質、イノベーションを特徴としており、後者は楽しく快適に使えるテクノロジーと"お求めやすい価格"を提供するという。

VRに関してはOculus RiftとHTC VIVEが市場のリーダーであることを認めつつも、DellがMicrosoftのMixed Realityに基づいたヘッドセットを出荷することで、よりメインストリームの市場に近づけるという。

Alienware Global Marketing DirectorのChris Sutphen氏

日本におけるゲーミング市場の成長要素。eSportsはTGS2017で特別ブースがあり、業界団体も(アジア大会日本代表を送り出すべく)一本化する動きが先日発表されたばかり

デルはエクストリーム製品のALIENWAREと一般的なInspiron ゲーミングの2ブランドでゲーミング市場のニーズに対応する

また、インテル執行役員 クライアントコンピューティング事業部 営業本部長の大塚桂一氏がゲストとして登壇し、最大18コアのCore Xシリーズプロセッサについて解説。新型のArea-51で使われている、最大18コアのCore Xシリーズプロセッサが、ゲームやコンテンツ作成、そしてTwitchストリーミングでも強力なパフォーマンスを発揮する「最もパワフルで最もスケーラブルなデスクトッププロセッサ」と強くアピールした。

インテル株式会社 執行役員 クライアントコンピューティング事業部 営業本部長の大塚桂一氏

新型のALIENWARE Area-51に搭載された18コアを含むCore Xシリーズの紹介

ゲームやコンテンツ作成だけでなく、ストリーマーにもCore Xは有用であるという

9月25日までALIENWARE製品が21%offとなるセールを実施中。初日は「平日としては今までにない注文があった」そうだ