シリーズ史上最高のカメラを搭載、ZenFone 4 Pro
ZenFone 4 Pro (ZS551KL)は、ZenFoneシリーズ最高のカメラを搭載した機種。背面のメインカメラにはF値1.7のSony製イメージセンサーを搭載。夜景や暗で一眼レフ並みの明るさで撮影できる。またセカンドカメラの光学2倍ズームカメラとあわせ、最大10倍ズームでの撮影が可能だ。
CPUにはQualcomm Snapdragon 835を採用、メモリは6GB。高輝度500nitsのAMOLEDディスプレイ搭載で、業界最高峰の処理能力を誇る。バッテリー容量は3,600mAhで、32分で約50%まで急速充電できる。発売予定日は10月下旬以降、希望小売価格は89,800円となっている。
モバイルバッテリーも用意
このほかZenFone 4の発売にあわせ、薄さわずか8.3mmながらZenFone 4を満充電にできる容量4,000mAhのモバイルバッテリー「ASUS ZenPower Slim」も9月29日より発売される。カラーはブラックとホワイトの2色を用意。希望小売価格は3,980円。
記者席がざわついた「ZenUI 4.0」での変化
メディア内覧会では、ASUS JAPANプロダクトマネージメントの阿部直人氏から概要の説明が行われた。内容をかいつまんで紹介していこう。まずはじめにZenFone 4シリーズを取り扱うMVNOだが、IIJmio、イオンモバイル、BIGLOBE SIM、LINEモバイルなどのブランド名が挙がっている。事業者は今後、順次拡大されていく予定だ。
国内で展開される3機種には、いずれもデュアルカメラが搭載された。しかしスペックが微妙に異なるほか、自分撮りに特化したZenFone 4 Selfie Proでは前面に搭載するなど、差別化が図られている。
実は、記者席がざわついたタイミングが2回あった。1回目は「ZenUI 4.0ではプリインストールされるアプリの数が13に減った」との説明が行われたとき。従来のZenUI 3.0では35アプリもあり、一部の利用者からは評判が悪かったが、これが改善された形だ。
2回目は「ツインアプリ機能により、2つのLINEアカウントを使い分けられる」との説明が行われたとき。ツインアプリ機能により、デュアルSIM / デュアルスタンバイのメリットを最大限に活かせるようになったと言えるだろう。ちなみに、対応アプリは今後も増やしていくとのこと。阿部氏は「ゲームなども、複数のアカウントでプレイできるように開発を進めたい」と説明していた。