――そうして専属キャスターに見事受かりましたが、決まった時の心境はいかがでしたか?
藤田:実は、サイバーエージェントの本社とAbemaTV専属キャスターしか就職活動をしていなくて、本当に決まったときはうれしくて、決定を受けた電話で泣いてしまいました。もしダメだったら、フリーアナウンサーとして頑張っていこうと思っていたので。
――この前、フリーアナウンサーの人たちが集まる特番があって、なかなか厳しい生活ぶりを披露していました…。決まってよかったですね。
藤田:2つしか受けてなかったので、親にも先生にも「就職する気あるのか?」ってすごい言われてたんですけど、親も安心してました(笑)
――瀧山さんはいかがでしたか?
瀧山:私は逆で、何社も就職活動をやっていたので、AbemaTVの結果が出たときには、もう他の企業に内定をいただいて、懇親会にも出て身を固めかけていたんです。でも、半ば諦めかけていた夢が、本当の最後にかなったので、人事の方からお電話いただいたときも震えが止まらなくて、本当に大泣きしてしまいました。やりたいことがやれる幸せをすごく感じています。
――アナウンサーでは内定をもらっていなかったんですね。
瀧山:はい。全然関係ない企業を受けていたので、これが決まったときは、本当に込み上げるものがありましたね。
――アイドルを辞めてまで目指していたんですもんね。西澤さんはいかがでしたか?
西澤:ずっとキャスターという仕事を目指してきたので、夢がかなってうれしいという気持ちと、正式にキャスターになるまであと半年しかなくて、多くの知識を吸収しなきゃなっていうこともあるので、不安ではないんですけど、焦りっていうのはあります。でも、正直本当にうれしかったです。
――さすが、先にAbemaTVに携わっているだけあって、冷静ですね。ところで、周囲の反応はいかがでしたか?
藤田:祖母がすごく喜んで、新しいパソコンを買って見るって言ってくれました(笑)。自分以上のことに喜んでくれています。
――おばあさんはAbemaTVというものを知っていたんですか?
藤田:知らないので、ゼロから勉強するという状況で(笑)。教えてあげたらちゃんとメモしてました。カタカナで「ア・べ・マ」って(笑)
――瀧山さんはいかがでしたか?
瀧山:ずっとキャスターになるために、さまざまなことに挑戦してきたのを、両親はずっとそばで見てくれて応援してくれていたので、その結果を伝えた時は本当に心から喜んでくれました。でも同時に、私が関西から東京に行くということで、寂しそうな顔もしてたので、少し複雑ですね。
――西澤さんは?
西澤:ずっとキャスターになりたいっていうのを、一番近くで支えてくれたのが両親だったので、夢がかなってよかったねって本当に喜んでくれました。今もAbemaTVのMCを担当しているので、それを見てくれているんですが、父はテレビで見られるFire TV Stickを買っていましたね(笑)