犬のしつけをするつもりが……
――ところで、お二人の好きな動物は何ですか?
寺島 僕は柴犬が好きです。マジでかわいいなって思います。あとアザラシの赤ちゃんとか好きですね。ペンギンも好き。
山谷 ペンギンて実は足長いんですよ。あれ、折りたたんでるんです。僕はレッサーパンダが一番好き。でも絶滅危惧種だから一般の家庭では飼えないんですよね。じゃあアライグマかなーと思ったけど、爪がえぐいくらい尖ってるから、持ち家じゃないと飼えないらしくて。で、行き着いたのがフェレットね。結局「飼いたい」から「好き」ですよね。フェレットは人懐っこいんですよ。飼おうと思って色々調べて知ったんだけど、アメリカにフェレットの牧場が4つくらいあって、その牧場によって性格が違うらしいんですよ。攻撃的だとか、おとなしいとか。
寺島 あ! 飼いたいと言えば、僕、カワウソ飼いたいです。
山谷 カワウソって飼えるのかな。調べてみよ。……あ、飼えるみたいですよ。でも飼うのに最低でも60万くらいかかるんだって。
寺島 たっけー!!
――動物との、すごいエピソードってありますか?
山谷 虫ならあるんですけど……。むかし岩手の実家で、窓とか玄関とか開けて昼寝をしてたんですよ。蜂とか虻とか普通に入ってきて、まあ田舎じゃ普通なんですけど。寝てるときに違和感に気づいて、目が覚めて。口の中に何かいるなと思ったら、それがキリギリスだったんですよ……それ以来キリギリスがトラウマになりましたね。キリギリス共演NGです(笑)。
寺島 うわー!!(笑)。僕は、犬を飼ってたんですけど、しつけで人を噛んじゃいけないって教えるとき、口を両手で抑えるんですよ。抵抗してきても離さないで「だめでしょ!」ってやるんです。それをテレビで見て、ある日犬に噛まれたときに、僕もやってみたんですよ。こら!って。ずっと格闘して、2時間くらい犬の口を抑えてたんです。そしたら向こうも疲れてきて、僕も手がぷるぷるしてきたので、さすがにもう懲りただろうなと思って「いいか、だめだぞ」って手を離したら、その瞬間にまた噛まれました(笑)。この野郎!って感じで噛まれて。全然懲りてなかった。
山谷 2時間分のストレスが溜まってたんだろうね……。
二人でいると、肩の力が抜ける関係
――お二人はそれぞれを動物にたとえると何ですか?WEBラジオの第1回では、山谷さんは寺島さんのことを「カバ」、寺島さんは山谷さんのことを「干したイカか、カマキリ」とおっしゃってましたけど。山谷さんに関しては動物ではないですが……(笑)。
寺島 山谷くんは動物っていうか植物みたいな感じする。わらびみたいな。
山谷 嘘でしょ!(笑)。せめてもっとなんか横文字の植物にしてよ。
――山谷さんはよく「ネコっぽい」と言われる、ともお話ししてましたよね。どんなところがネコっぽいのでしょうか?
山谷 基本的に、好きなものが日や場所によってぜんぜん変わるところですかね。気まぐれっていうか。精神的な波が……まあメンヘラなんですかね。
寺島 それメンヘラ!?(笑)
山谷 すごく興味があったものが、次の日にはまったく興味がなくなってたり、違うところに興味が向いてたりとかが多いので。そういうところはすごく猫なのかなって自分でも思いますね。「今日テンション低いね」って言われる日もあれば、逆に「やたらテンション高いね」って言われる日もあって、まあ、あんまりいいことじゃないんですけど(笑)。そういうことが多いですね。
――WEBラジオでは、「二人きりで何かをやることが今までなかった」とお話ししていましたが、仲の良さが現れていましたよね。
山谷 肩の力を抜いてしゃべれるんでそこはすごくありがたいです。でもラフになりすぎちゃって反省してた回はありますよ。第2回とか。
――最後に、配信を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
山谷 僕、このゲームのキャラクターはみんなずるいなと思うんですよね。人間のときはイケメンで、でも動物の姿のときはかわいくて、動物ならではの個性とか愛嬌もあって、いいとこどりしてるところが。『アニドルカラーズ』は、キャラクター達がすごく魅力的です。彼らの動物の能力を使ったアイドルパフォーマンスは、普通の人間にはできないことなので、そういうものが今後どういう風に作品の中で展開していくのか、みんなと一緒に楽しみにしたいと思います。
寺島 事前登録もたくさんしていただいているみたいで、Twitterなどでも『アニドルカラーズ』楽しみですって声をいただいてます。「アニマルアイドル」ということで、犬や猫など動物がアイドルになっているから、動物好きな人は推しメンを見つけやすいのかなと思います。逆に、今まで犬があんまり好きじゃなかったけど、悠希を見て犬を好きになりましたとか、そういう楽しみ方もありだと思います。より動物を身近に感じられるゲームになってると思うので、動物好きの方はぜひ遊んでいただきたいと思いますね。