12mmの超広角をアピールするZenFone 4
ZenFone 4は、リアカメラ側がデュアルカメラ設計を採用する。メイン側にソニー製IMX362センサーを搭載。有効画素数1,200万画素のデュアルピクセルセンサーだ。レンズの焦点距離は35mm判換算25mm、F値はF1.8。サブ側のセンサーの有効画素数は800万画素で、同12mm(画角120度)という超広角レンズを搭載する。
SnapdragonのISPであるSpectra 160と画像処理エンジンSuperPixel Engineに加え、4軸4段分の光学式手ブレ補正も搭載する。ZenFone 4 Selfieと同じく、DuoPixelによる2,400万画素相当での画像記録にも対応するほか、RAW撮影も可能で従来モデルからさらにカメラ機能を追求した製品となっている。
発表会では120度という超広角レンズが強調され、より広い範囲が撮影できることによる新たな写真の楽しみ方が紹介されたほか、他機種に対して5倍の高感度を実現したとして、夜景撮影時の画質がアピールされた。
ZenFone 4 Proは、メイン側がソニー製IMX362センサーを搭載。有効画素数1,200万画素のデュアルピクセルセンサーで、レンズの焦点距離は35mm判換算25mm、F値はF1.7。サブ側にもソニー製IMX351センサーを搭載しており、こちらは有効画素数1,600万画素、焦点距離は同50mm、F1.9となっている。
Snapdragon 835を搭載しており、ISPはSpectra 180。SuperPixel Engineとの併用により、他機種に対して8倍の高感度を実現しているという。
焦点距離25mmと50mmという2つのレンズを切り替えることで、疑似的な光学2倍ズームが利用できる。50mmは標準域のレンズということで、ポートレートモードで疑似的に背景ボケを作って被写体を浮かび上がらせるような撮影が可能だ。同様の機能は今回のZenFone 4シリーズ全体で搭載されている。
なお、今回発表会では触れられなかったZenFone 4 Max Proだが、価格については今後発表されるとのことだった。