役作りで心がけた点は
――それぞれのチームでの撮影現場の様子はいかがでしたか?
佐野:窪田さんが結構明るくきゃっきゃしていて、一緒にいて楽しいです。でも、お芝居に入るとめちゃくちゃ説得力がある。すごいんですよ、そのスイッチが。いきなり切り替わるので面白いし、すごいなと思って見ています。
白濱:MIGHTYでの撮影現場は常に音楽が流れていますし、みんなずっとインスタグラムしてます(笑)。タトゥーだらけの人もいるので、外でロケをやっていると、誰も寄ってこないですね(笑)。でも強面だけど、みんな和気藹々として仲良しです。現場でANARCHYさんが盛り上げたりとか。プライベートでも仲良いメンバーが多いので、北九州で撮影した際に、夜みんなでおでんを食べに行って、ワイワイしてました。音楽を爆音でかけて、そのまんまという感じです。
――非常にたくさんの登場人物がいますが、自身のキャラクターづくりはどのように行われたんでしょうか?
佐野:まず、HiGH&LOWの世界観を知ることからはじめました。色々なグループがいる中での RUDE BOYSのテーマに重きにおいて、衣装やロケーションを見て理解していきました。お芝居もしやすい環境でしたし、シーズン1、シーズン2、映画と、やればやるほど演じやすくなって。積み重ねて役が定まってきた感覚があります。
――佐野さん演じるタケシは、新作で「リーダーの右腕」と紹介されていますが、心境の変化はありましたか?
佐野:もともとタケシは、リーダーであるスモーキーの一番近くにいたので、なるべくスモーキーの思いを代弁するような気持ちで、より冷静になるようにしていました。一番近くにいるし、RUDE BOYSを引っ張って行かなきゃいけないから、なるべくスモーキーの言葉を自分の言葉として言えるように意識しました。
――白濱さんはいかがですか?
白濱:ドラマの中でも、MIGHTYが出てきたのってシーズン1の10話目だったんです。自分の理想とするキャラもあったんですけど、すでにたくさんキャラクターも出ていたし、他の人と似ちゃうなと思ったので、外見から印象に残るキャラクター作りをしました。
MIGHTYにはラッパーが3人いるんですが、その先のライブシーンを考えると、自分はラッパーではないから「バーニーはDJにしたい」と自分から提案させてもらって。また、僕は見た目もいかつくなくて喧嘩も強く見えないと思うので、「機械を使えるキャラクター、頭使って戦うタイプがいいです」と提案して、バーニーの足りない部分を色々な要素で補っていきました。
スペシャルな差し入れにびっくり
――「HiGH&LOW」といえばHIROさんの差し入れがすごいとよく話題を呼んでいますが、今回は心に残っている差し入れはありましたか?
白濱:僕は、カレーパンですね。夜中にすっごい美味しいカレーパンが届いたんですよ。
佐野:僕は北九州の撮影の時に、お昼にHIROさんの差し入れで「屋台を何件かいただきました!」と言われて。広場に行ったら、カレーの屋台と、ラーメンの屋台と、お寿司の屋台があり、他にも唐揚げ丼、ピザ、ハンバーガーとか、いっぱいあって。1件でも十分嬉しいんだけど、と思いました(笑)。一気に来た日があって「なんだ今日これ、めっちゃスペシャルだな」と。
白濱:僕、その時いなかったですね。
佐野:あの日はすごかったです。でも、いつも色々な差し入れをいただいています。いろんなクレープ屋さんや、カフェ、焼肉弁当とか、いっぱいありますね。普通の現場じゃ、あんな差し入れこないですよ。
――それでは、それぞれの見所を教えてください。
白濱:アクションはさらに進化していますし、新キャラもすごく増えました。僕はMIGHTY WARRIORSですが、新キャラクターが入ることによって、グループのあり方やこれからに対して面白みが増えました。HiGH&LOWって、それぞれのグループにしっかりとフォーカスを当てているので、ぜひ推しキャラや推しグループを見てほしいです。
佐野:また、2から3でもいろんな展開が待っています。撮影ではRUDE BOYSばかりで、他のチームの方々と一緒にすることが少なかったので、どうなっているのかすごく楽しみですね。