安土桃山時代は「学ぶヒストリー劇場 大地震と富士山噴火と人々と」。日本の歴史を動かした災害を、再現ドラマや現場レポートで振り返り、その教訓などを解き明かしていく。出演は、堤真一、磯田道史(歴史学者)ほか。

江戸時代は、林修、爆笑問題らが出演する「あの人の歩き方」。歴史的ドラマが起こった場所が現在どうなっているのかを見に行くロケ企画だ。

明治・大正は、内村光良MCの「痛快TVスカッとジャパン にほんのれきしとスカッとする話SP」。歴史的事件を題材に、悪人を懲らしめるスカッとストーリーをショートドラマで描くほか、樋口一葉の「初恋胸キュンスカッと!」も放送される。

そして、昭和の「サザエさん」をはさみ、グランドフィナーレは昭和・平成パートの「池上彰が見た!たけしと戦後ニッポン」。終戦2年後に生まれたたけしの人生と、戦後のエピソードをリンクさせながら、池上彰が「3億円事件」「ホテルニュージャパン火災」「ビートたけしフライデー襲撃事件」などを、日本を変えた事件を解説する。

さらに、池上が記者を志したドラマ『ある勇気の記録』、テレビを志望するきっかけとなった「あさま山荘事件」の生中継、たけしが9歳で出演し、芸能界を意識したというNHKのテレビ番組も紹介される。会見でたけしは「ドラマも面白そうだけど、俺と戦後ニッポンをくっつけてどうすんだ(笑)」とコメントした。

今年の『FNS27時間テレビ』コーナーラインナップ

ほかにも、バカリズム脚本のドラマを2本放送。「僕の金ヶ崎」は、豊臣秀吉、徳川家康、明智光秀も集まった織田信長唯一の撤退戦の裏側を、現代的なセリフで緊張感と笑いを織り交ぜて描くコメディー作品となる。出演は、大杉漣、中尾明慶、渡辺いっけい、杉本哲太に、バカリズムも登場。もう1本の「私たちの薩長同盟」は、坂本龍馬、桂小五郎、西郷隆盛が締結したと言われる薩長同盟を、予想だにしない新展開で描く。

ドラマはもう1本、平安時代を舞台にした「源氏物語(仮)」も放送され、詳細は後日発表される。

また、お笑いパートとして「さんまのお笑い向上委員会SP」を放送。さんまを筆頭に、今田耕司、雨上がり決死隊ら芸人メンバーが歴史上の人物になりきってトークを展開し、たけしふんする"火薬田ドン"も登場が予告されている。さらに、南原、陣内智則、増田貴久(NEWS)が出演する「ネタパレ」では、歴史をテーマにしたネタが披露される。

アニメは「サザエさん」以外にも、『ドラゴンボール超』『ちびまる子ちゃん』『ワンピース』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が参戦。各時代を分かりやすく凝縮し、随所に登場する。

フジ系列FNS27局が参加するのは「れきし自慢!大賞」。各局の社員・アナウンサー、出身タレントが、ご当時自慢トークバトルを繰り広げる。"れきしサポーター"として林修も出演する。