組み立て前のトライアル - "親子の連携"が鍵
続いて、PC組み立て前のウォーミングアップ代わりとして「ノートPCの組み立てトライアル」を開催。15分間でノートPCのメモリやヒートシンク、無線LANモジュールを取り付け、その速さと正確さ、「親子の協力度」を競うというもの。
作業の手順はディスプレイに表示されるが、先生役を務める飯山工場のスタッフは手出しやアドバイスができないというルールで、親子で協力しながらおそらく初めて触れるであろうパーツと格闘していた。特に無線LANモジュールは配線部分のコネクタが小さく、どのチームも苦戦していたようで、見守っていた「先生」たちがいまにも手伝いたそうにしていた。
いよいよ組み立てに挑戦 - 今年は「ゲーミングPC」が人気?
それではいよいよPCの組み立てに挑戦。先生役のスタッフの力を借りながら、参加者親子が協力してPCを組み立てていく。今年の傾向は例年よりもデスクトップPCが多め、特にゲーミングブランド「G-Tune」のミニタワーモデル「NEXTGEAR-MICRO」が人気のようだった。
組み始めて40分を過ぎたくらいからノートPC組からは「できました」という声が上がる。また、デスクトップPC組も1時間ほどで組み上げる親子もいた。筆者を含むメディア陣も2017年1月にメディア対抗の組み立て勝負を行ったのだが、そのときのタイムよりも早い参加者が……。
組み立てたPCは動作チェックを経て、正式に完成となる。参加者に聞いてみると、男の子はそろって「Minecraft」がプレイしたいとのこと。すでにコンソール機やPCで遊んでいるが、Modを入れて遊びたいという声が多かった。また、Minecraftを使ったプログラムの勉強も盛り上がりつつあり、そうした学習効果を期待する保護者もいた。最後にはどの参加者もやり遂げた表情で飯山工場を後にしていた。