累計発行部数5,100万部を超える漫画『銀魂』を小栗旬主演で実写化し、現在大ヒット中の映画『銀魂』。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)"と侍・坂田銀時(小栗)の間に起こるさまざまな事件を描く。
公開から14日間で興行収入は20億円の大台を突破し、観客動員数は150万人を超えた同作の大ヒットを記念し、全国5都市で応援上映が行われることになった。今回は、3日に行われた東京・新宿ピカデリーの応援上映に参加した。
応援上映とは、通常の映画上映と違い、声援OK、鳴り物・光り物持ち込みOKの特別上映のこと。映画『シン・ゴジラ』の「発声可能上映」や、アニメ映画『KING OF PRISM by Pretty Rhythm』の応援上映、『HiGH&LOW THE MOVIE』『帝一の國』『無限の住人』『忍びの国』など、様々な映画に試みが広がっている。
上映前には、銀時役の小栗、志村新八役の菅田将暉、神楽役の橋本環奈、福田雄一監督による応援上映限定SPトークVTRも公開された。4人は、応援上映で一緒に言ってほしいセリフや、笑いが起きる予想ポイントなどについて爆笑トークを繰り広げ、開始前から場内もあたたまった。
小栗の挿入歌に苦戦する様子も
ワーナー・ブラザース、集英社のロゴが現れると、「ワーナーありがとう!!」「集英社~!!」と、次々と感謝の言葉が上がる。そして鳴り物OKという上映に、まさかの拍子木持参の猛者が登場し、盛り上げていた。会場を見渡すと、ペンライトやキャラクターのぬいぐるみ、また実写キャラクターのお面や作中に出てくるアイマスクなど、人それぞれの「応援」スタイルがあるようだ。
序盤から、新八に「がんばれ~!!」と声援が飛び、銀時のアクションに歓声が沸くなど盛り上がりを見せる応援上映。上映前に歌詞が配られた、小栗による挿入歌「PASSION」が流れると観客も一緒に歌っていたが、女性が多いためかキーの低さには苦戦している様子で、さらに男性の参加者が待たれるようだ。
その後もキャラクターが登場する度に「フ~!!」「かわいいよ~!!」と声が上がり続ける。岡田将生演じる桂小太郎が出てくると、次々と「顔がいい!!」と言われていたが、思わず「イケメン……!!」と感情が溢れるように叫んでしまっていた人も。女性キャストも大人気で、神楽(橋本)には「かわいいよ~!!」「かわいい!!」、来島また子(菜々緒)のセクシーな出で立ちには「フ~!!」と盛り上がっていた。