目玉商品以外にも掘り出し物も
今回の目玉商品は事前にいくつか公開されていたが、特に注目なのがPascal世代のNVIDIA TITAN Xを2基搭載したゲーミングPC「MASTERPIECE i1710PA1-SP」で、通常価格が税込701,784円のところ、なんと73%オフの税込170,000円で提供すると告知されていた。
一方で、会場を見てみると、例えば28型4Kディスプレイが7,000円、Windows Phoneとして話題をさらったMADOSMAが10,000円で販売されるなど、目玉商品以外にもお得な「掘り出し物」が豊富に取り揃えられていた。
また、今回はPC本体とディスプレイだけでなく、PCパーツの単体売りや周辺機器も用意。古い世代のCPUやグラフィックスカードなどもあったが、用途によってはまだまだ使えそうなスペックのものも多く、商品のリストを眺めているだけでも面白い。
いよいよセール開始
6時となり先頭から順に会場入り。混雑を避けて20人から30人くらいの単位で入場していく。筆者は180番台だったが、およそ20分程度で売り場に入ることができた。
驚いたのは、開始からそれほど時間がたっていないのにもかかわらず、半分弱くらいの製品が手に取られていたことだ。会場奥に置かれていたディスプレイの一角はほぼなくなり、PCをが置いてあった棚も空きが目立っていた。「セールの魔力」のすさまじさを感じた。
パーツや周辺機器の方も盛況のようで、PC本体の会計を済ませてからもパーツを見るという人も多く、関係者に話を聞くと「来年も実施したい」とのこと。予定されていたセールの時間は6時から11時までだったが、9時45分くらいには終了。あっという間の4時間弱だった。
今年も盛況に終わった「訳ありセール」。年に一度の「祭り」としてすっかり定着した感があるが、整理券の事前配布やパーツの販売など、新たな取り組みで年々進化している。来年はどんなセールになるのか、いまからすでに楽しみだ。