2. 会社の福利厚生やクレジットカードの特典を利用する
お勤め先の福利厚生でスポーツクラブの法人契約をしていれば、安い金額で利用することができます。また、そういった福利厚生がなくても、クレジットカードにスポーツクラブを割り引き価格で利用できるサービスが附帯していることがあります。
例えば、三井住友信託銀行グループが発行する「ダイナースクラブカード」では、コナミスポーツクラブの都度利用もしくは月々の会費を法人会員料金で利用することが可能です。施設カテゴリⅠの場合、法人会員プランは月4回までなら税込み4,752円/月で利用することができます。一般会員の場合は税込み5,508円/月なので756円分お得です。
「アメリカン・エキスプレス」も同様のサービスがあります。とはいえ、新たにクレジットカードを作る場合はカードの特典と年会費をよく比べる必要があるので注意しましょう。
3. 自治体の施設を利用する
お住まいもしくは勤務している自治体によってはジムや市民プールを利用することができます。公共施設なので、利用料金も格安です。例えば東京都港区の場合、学校屋内プールが開放されており、港区在住もしくは在勤者で個人登録証を持っている人が利用できます。利用料金は大人1回2時間以内で500円、小・中・高校生は120円で、月に数回無料開放日もあります。
また渋谷区の東京体育館では、高校生相当以上であればトレーニングルームと屋内プールが2時間半600円で利用できます。江東区スポーツ会館のトレーニング室は中学生を除く15歳以上なら1回4時間以内で400円、区民無料開放日もあります。前述の2施設のように、区外在住、在勤の人でも利用できる場合もありますので、問い合わせてみましょう。
4. スポーツサークルに参加する
学生時代にスポーツをやっていたけど、サッカーや野球のように団体競技だと人が集まらない、上京して知り合いがいない……そんなときはサークルに参加してみてはいかがでしょうか。
例えば「スポーツやろうよ! サークルメンバー募集掲示板」では、1万3,000件以上のサークルがメンバーを募集しています。コートやグラウンドを借りるお金は実費になりますが、人数で割るのでそこまでの費用負担にはならないでしょう。
終わりに
上記以外にも知人の紹介で安く入会できる紹介制度を利用してお得に入会できるジムやスポーツ教室を探したり、体験レッスンを受けてみたりするのもいいでしょう。
お金をかけてもそうでなくても楽しく健康的に運動を続けたいものですね。自分に合った運動や管理方法を見つけてみましょう。
執筆者プロフィール : 丸山晴美(まるやま はるみ)
外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザ―として独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している。
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