では、睡眠の質を良くするためにはどうすればよいのか。三橋さんは、眠気を高め、寝つきをよくする基本ルールとして、5つのルールを指摘する。それは、(1)体内時計を整える、(2)疲れをためる、(3)体温のメリハリを作る、(4)リラックスしている、(5)室内が快適――というものだ。
「睡眠の環境というと、寝具やパジャマなどには気を配ると思いますが、空気についてはどうでしょうか。実は、私たちが毎日取り込むもののうち、半数以上は部屋の空気です。中でも寝室の空気は、衣類や寝具の綿ボコリ、ダニの死骸やフンなどがあるため汚れています。寝室の空気が汚れていると、無意識に呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると、体の緊張がとれず、体内に取り込む酸素量が減ります。体内に取り込む異物を取り除くのにエネルギーが使われ、疲れがとれにくくなり、睡眠の質が低下していきます」と、寝室の空気と睡眠の関係性を三橋さんは説明する。
続いて登壇したセールス・オンデマンド ブランドマネージメント部ブルーエアグループアシスタントマネージャーの貝原史珠さんは、ブルーエア製品が寝室の環境づくりにどのように役立つのかを説明した。
「睡眠中は、室内の空気の対流を起こすような人の動きがないので、空気があまり動きません。一方、寝返りを打つたびに、自分の周囲だけハウスダストが舞い上がります。睡眠中も寝室をきれいな状態に保つには、部屋の中の空気に働きかけて気流を作り出すパワーと、舞い上がったハウスダストを素早く除去するスピードを持つ空気清浄機が求められます」(貝原さん)
多くの空気清浄機では、睡眠時の運転に向いた低速モードを用意している。低速モードは静音性に優れているが、そのぶん空気清浄力が低下するとのこと。
「ブルーエアの最上位モデルBlueair Classic 680iは、低速運転のスピード1でも吸い込みスピードが毎分2.8立方メートル。他メーカーと比較しても高速です。さらに独自の粒子イオン化技術と高性能フィルターで、ウイルスレベルの微粒子まで99.97%除去します」と、貝原さんは話す。
ちなみに、空気を動かすと体感温度が下がるので、夏の夜の暑さも和らぐようだ。エアコンと対面で設置すれば、エアコンの冷たい空気の循環を促し、またエアコンの運転効率にも寄与し、節電につながるという。