富士通コネクテッドテクノロジーズによれば、arrows M04で目指したのは、「『らくらくスマートフォン』の機能も使える普通のスマートフォン」だ。
「らくらくスマートフォン」に興味はあるが、あからさまな高齢者向け端末には抵抗感があるという人も多く、arrows M04では画面を見やすいフォントやアイコンに切り替えたり、画面表示をワンタッチでズームしたり、シニアにも見やすいコントラストにするといった機能が、さり気なく使えるように配慮している。
アプリ名もアルファベットを使わずに分かりやすいものに変更。設定の導線を気づきやすいように配置して、ユーザーが迷わず操作できるように工夫している。
このほか、カメラをルーペ代わりに使える「拡大鏡」、振り込め詐欺などの心配を低減する「迷惑電話対策機能」、離れた場所に住む家族がさりげなく見守れる「歩数お知らせメール」、歩けば歩くほどいろんな壁紙が楽しめる「歩数計と連動する壁紙」など、シニアの嬉しい機能が盛りだくさんだ。
Wi-Fi、位置情報(GPS)、Bluetooth、マナーモード、機内モードなど、ON/OFFをよく切り替える機能は、画面上部から下へスライドすると表示されるメニューで呼び出せる。それ自体は他社製品でもよく見る機能だが、arrows M04では、ここに「はっきり文字」や「拡大鏡」などの機能も組み込まれており、「困ったときはここを見る」と覚えておけば、スマートフォンに不慣れなユーザーでもトラブルを軽減できそうだ。