直接、金銭を狙うサポート詐欺
2016年第3四半期以降、直接、金銭の詐取を狙うサポート詐欺が増加している。2017年第1四半期においても高止まりしている。手口にも変化が見られる。なんらかの警告メッセージを表示するとともに、サポートセンターに連絡するように促される。
実際に、電話をすると、不正な料金が請求される。ワンクリック詐欺といえば、アダルトサイトなどに誘導し、入会手続きをしたかのみせかけ、会費や入会金を請求する。画面には、性的表現の画像などが表示され、入金しないと消えないといった脅迫をする。日本では、根強く残る詐欺手法である。これにサポート詐欺の手口が加わった。
性的表現の画像などは使わず、サポート詐欺の手口をまねる。ユーザーに電話をさせ、金銭を奪おうとするものだ。
セキュリティラウンドアップでは、日本国内でもビジネスメール詐欺(BEC)が、2017年になり脅威として顕在化しはじめたと指摘する。ほかにも最新の動向が解説されている。興味を持たれたのであれば、ぜひ、一読していただきたい。