KDDIは5月30日、都内で新製品発表会「au発表会 2017 Summer」を開催した。2017年夏モデルのスマートフォン7機種とフィーチャーフォン2機種をはじめ、Androidスマートフォンの新機能「Google アシスタント」との連携、家庭向けIoTとauひかり回線、auスマートフォンを組み合わせて今までにない生活体験を提供する「au HOME」などが、KDDI 代表取締役社長 田中孝司氏より発表された。

KDDI 代表取締役社長 田中孝司氏

個性あふれるスマートフォン7機種

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2017年夏モデルとして登場したAndroidスマートフォンは7機種。Galaxyシリーズの最新モデルとなる「Galaxy S8」と「Galaxy S8+」はフレームを極限までそぎ落とした全画面ディスプレイや、暗い場所でも明るくすばやく撮影可能な「デュアルピクセル技術」搭載カメラなどが特徴のフラッグシップモデルだ。2製品のどちらかを対象期間中に予約購入したユーザー全員に専用コントローラー付きゴーグル型ヘッドマウントディスプレイ「Galaxy Gear VR with Controller」が進呈されるキャンペーンも実施する。

Galaxy S8とGalaxy S8+

会場にはGalaxy Gear VR with Controllerの体験コーナーも用意されていた

「HTC U11」は、側面下部に独自センサー「エッジ・センス」を搭載し、スマホを"握る"というアクションにさまざまな操作を割り振ることが可能。ユーザーの耳に合った音域・音量を自動検知して最適な音響を実現するハイレゾ&ノイズキャンセリング対応イヤホンを同梱するなど、サウンド面も充実している。また、別売の専用モバイルVR端末「LINK」に本製品を装着することで、最先端のVR体験が楽しめるのもポイントだ。

HTC U11とLINKを組み合わせると最先端のVR体験も楽しめる

「AQUOS R」は、「ハイスピードIGZO」を採用し、動きの激しい動画もなめらかに美しく表示できるAQUOSシリーズの最新モデル。前面・背面ともに広角カメラを搭載し、風景写真や自撮り写真が臨場感たっぷりに撮影できる。ユーザーの行動や習慣を学習し、適切なToDoを提案してくれる人工知能「エモパー」が進化しているほか、ユーザーを検知して回転する充電台「ロボクル」も同梱される。

auのAQUOS Rには振り向く充電台「ロボクル」が同梱される

人気シリーズ「Xperia」の最新モデルとなる「Xperia XZs」は、メタル素材を使用した一体感のある上質なデザインが特徴。注目はカメラ機能で、メモリ積層イメージセンサーと新開発のカメラシステム「Motion Eye」を搭載。フレームレート960fpsの「スーパースローモーション」や「先読み撮影」など、今までにない撮影が楽しめる。

960fpsの「スーパースローモーション」なら、専用ビデオカメラでも難しいゴルフフォームの確認にも使える

あらゆる環境で使える"タフ"なスマートフォン「TORQUE」も、注目度の高い製品だ。21項目の試験をクリアした高耐久性能が特徴で、広角幅135度の「スーパーワイドアクションカメラ」を搭載。濡れた手やグローブをしたままの手でも操作することができ、アウトドアでも存分に活用できるのが大きな魅力だ。防水ウェアブランド「HELLY HANSEN」とのコラボレーションモデルも、auオンラインショップにて300台限定で発売される。

アウトドアでも使えるTORQUEにも注目が集まっていた

こだわりの操作性とクリアな音声による快適な通話機能など、使いやすさを追求したスマートフォン「Qua Phone」も夏モデルとして発売される。商品企画から設計、開発、試験、製造のすべてを国内で行っている純国産モデルで、高いクオリティを実現。ユーザーからの要望に応えた「正面電源ボタン」など、使い勝手を向上させる機能が満載だ。

「使いやすさ」にこだわった機能を数多く採用した「Qua Phone」

このほか、上質なデザインと高い機能性を備える「MARVERA」と、誰でも簡単に使いこなせる親切設計が魅力の「かんたんケータイ」といったフィーチャーフォン2製品も発表された。