あきんどスシローがコラボデザートに力を入れている。VERY FANCY監修のパンケーキに続き、17日に発売したのがアロハテーブル監修の「ハワイアン・フレンチトースト」だ。コラボデザートに力を入れだしたのはなぜなのか。理由に迫ると、女子高生、コンビニの存在があった。
寿司同様の柱に
回転寿司屋のデザートといば、アイス、パフェ、プリン、ケーキといったところが大方のイメージだろうか。調べれば、冷やし白玉ぜんざい(かっぱ寿司)、かき氷 宇治金時(くら寿司)、きな粉と宇治抹茶のわらびもち(はま寿司)といったように和風デザートも増えている。スシローにもアイスやケーキ、パフェのほか、わらびもちもあり、和洋のデザートを揃えるが、最近は"コラボ"に力を入れている。
スシローは昨年11月、東京・代官山で行列が絶えない人気店「VERY FANCY」監修のパンケーキを発売。SNSで話題になり、即品切れになるほどの好評を得た。最終的には約100万食を販売したという。
次いで発売したコラボデザートが、「ハワイアン・フレンチトースト」である。ゼットンが展開するハワイアン・カフェ&ダイニングのアロハテーブルが監修したもので、フレンチトーストの上に、フローズンのバナナ、マンゴー、べリーとバニラアイスを添えたものとなる。ハワイなのにフレンチトーストとは意外だが、ハワイで人気であり、フレンチトーストに決まったという。