デュアル×ダブルで合計4ファン

Palitの「GeForce GTX 1080 Ti GameRock Premium Edition」は、新型クーラー「TurboJET4」を搭載したGeForce GTX 1080 Tiグラフィックスカードである。2.5スロット厚の大型クーラーにより、コアクロックは通常の1480/1582MHzから1594/1708MHzへと大幅に高速化(OCモード時)。ドスパラパーツ館での価格は105,980円だ。

Palitの「GeForce GTX 1080 Ti GameRock Premium Edition」

新型クーラー「TurboJET4」を搭載。デュアルファンに見えるが…

TurboJET4は一見すると普通のデュアルファンだが、実はそれぞれが2重になっており、合計4個のファンが使用されている。同社はこれを"デュアル・ダブルファン"と呼び、重ねたファンを逆回転にすることで、エアフローを集中化したという。コアクロックが1518/1632MHzの「GeForce GTX 1080 Ti GameRock」もあり、こちらは99,900円。

ファンをよく見ると、奥にもう1個あるのが分かる。手前と奥は逆回転

カードは2.5スロット厚。出力端子は、DisplayPort×3、HDMI、DVI

Optaneメモリがようやく登場

Intelの「3D XPoint」技術を採用した新型メモリ「Optane」が登場、第1弾として容量16GBのM.2モジュールが発売された。HDDのキャッシュとして利用し、システムを高速化するもの。200シリーズチップセットを搭載するマザーボードにはOptane用のM.2スロットが用意されていたが、これでようやく利用できるようになった。価格は6,000円前後

Intelの新型メモリ「Optane」。システムの高速化が期待できる

モジュールはM.2タイプ。チップは片面のみに実装されていた