夏と冬の電気代は冷房や暖房などで、通常よりも料金が高くなります。それに対し、比較的過ごしやすい気候になる春と秋は電気代を安くおさえることができます。そのため電気代をあまり気にしないという人も多いかもしれませんが、ここで一工夫すれば、電気代がかさむ夏と冬に備えることができます。オフシーズンだからこそ試したい電気代の節約術をご紹介します。
1.契約アンペアを見直す
私たちは電力会社と契約するときに必ず契約アンペアというものを決めています。アンペアとは電力の単位のことで、アンペア数が多いほど基本料金が高くなります。
料金は電力会社にもよりますが、例えば、今契約しているアンペア数から10アンペア変えるだけで基本料金が変わります。一人暮らしで多い30アンペアから、10アンペア低い20アンペアにすると、毎月240円程度の節約に。二人暮らしの人は40アンペアから30アンペアに見直すだけで毎月280円程度の節約をすることができます。家電製品をたくさん使う夏・冬には難しくても、春・秋のオフシーズンなら節約できるケースも多いはず。
一度は経験したことがあると思いますが、同時にたくさんの電力を使うと電気のブレーカーが落ちてしまいます。アンペアを下げるとこれが起こりやすくなるため、大きな電力を使う家電(電子レンジ、ドライヤー、電気ケトル、炊飯器)は同時に使わないようにするなど、利用方法には注意が必要です。
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