基本的には、コントローラーの左スティックで垂直方向、右スティックで水平方向の操作が行える。こういうスティックで操縦したことがあるのは、「赤い帽子の男性が亀の甲羅を投げてくるレーシングゲーム」のクルマぐらいで、しかもそのゲームも大してうまくない、が、Karmaはおおむね思い通りにコントロールできた。
コントローラーのディスプレイでは、飛行中のKarma、もといHERO5がとらえた映像をリアルタイムで確認できる。ついつい映像に見入りがちだが、飛んでいるわが子(ドローンは使っているうちに生き物のように見えてくる)から目を離してはいけない。
特別な撮影モードとして、「ケーブルカメラ」「ドロニー」なども用意。設定は、ディスプレイに表示されるアナウンスに従えばいい話なので割愛するとして、とにかく撮影した動画を見てほしい。
ケーブルカメラ
指定した2つの地点を行ったり来たりするモード。
【動画】ケーブルカメラ |
ドロニー
ドローンで自分撮りをするモード。
【動画】ドロニー |
高度122mでの撮影
【動画】高度122mでの撮影 |
正直、ドローンは生活するうえでまったく必要ないと思っている。ただKarmaは、ちょっと触っただけでカッコよく撮れちゃう手軽さを味わうと、かなり欲しくなってしまう。
次のページでは、山麓でKarmaを飛ばしてご来光の映像を撮ったときの話をする。