まるでショーケースな3面ガラスケース

Thermaltakeの「TT Premium The Tower 900」は、ショーケース風のスタイルが特徴的な大型フルタワーケース。フロントと両サイドの3面が強化ガラスになっており、内部を見せるのに非常に適している。カラーはブラックとホワイト(Snow Edition)の2種類を用意。4月28日の発売予定で、価格は41,000円前後となる見込みだ。

Thermaltakeの「TT Premium The Tower 900」。TSUKUMO eX.で展示中だ

ケース後方の隠れた部分に大型ラジエータを搭載できる

サイズが423(W)×752(H)×483(D)mmと大きいこともあり、拡張性は高い。両サイドにラジエータ(最長56cmサイズ)とリザーバータンクの設置スペースがあり、2系統の水冷システムを構築可能。ケースの構造はモジュラーデザインを採用しており、パーツ構成に応じて自由に変更することができる。

こんなデュアル水冷も可能だ。CPUとGPUをそれぞれ水冷化している

側面には、ラジエータではなくドライブベイを搭載することも可能

拡張スロットを1メートルも延長可能

Thermaltakeの「TT Premium PCI-E 3.0 Extender」は、PCI Express x16の拡張スロットを延長できるライザーケーブルだ。注目点はその長さ。なんと最長1mまでラインナップしており、拡張カードの設置レイアウトにかなり自由度が増しそうだ。価格は、30cm用が8,500円前後、60cm用が11,000円前後、1m用が13,000円前後。

Thermaltakeのライザーケーブル「TT Premium PCI-E 3.0 Extender」

ライザーケーブルを使う場合、気になるのは延長による性能の低下であるが、この製品は導電性ポリマーを使用したEMIシールドを採用するなどして高品質を実現。信号のロスや転送速度の低下を抑え、"スロット直挿し時と同等のパフォーマンス"を発揮できるという。

ケーブルには柔軟性があり、このように折り曲げることも可能

レイアウトの例。拡張カードを自由に配置することができる