1.お金の流れを可視化する
これまで一人暮らしの経験がないと、そもそも何にいくらかかるのか、どこを節約すべきなのか分からないということも。収入の範囲内で生活し、更に貯蓄をするには、まずはお金の流れを可視化しておくことが大切です。
例えば、レシートを取っておき、後から見直してみましょう。また、スマートフォンに家計簿アプリをインストールして、クレジットカードや電子マネーと紐づけるのも手です。項目ごとに合計支出金額がわかるだけでなく、グラフが自動的に生成されるなど、家計のバランスを一目で把握することができます。お金の流れが見えると節約にやる気が出ますし、是非楽しみながら使ってみてください。
2.家賃を手取りの2.5~3割に抑える
家計の中で大きな割合を占めるのが家賃です。実家暮らしでは、生活費を家に入れている場合でも、家賃を支払わなくていいのは大きなメリットでしょう。家賃を支払っているつもりで、その分を貯蓄に回すことも可能になるはずです。一人暮らしでは当然自分で支払うので、家賃が家計を圧迫するようなことは避けたいもの。家賃はできる限り収入の2.5割までに抑えたいところです。それが難しい場合でも、3割は超えないようにしましょう。
意外と多いのが、物の収納スペースを確保するために、広い部屋を借りなければいけないというケース。不要な物を処分したら、一回り狭く家賃の低い部屋でも快適に生活できることもあります。また、収納スペースが限られていると思えば、むやみやたらに物を買うこともなくなり、結果的に節約にもつながるでしょう。