これまで説明してきたように、無選択型保険には加入しやすいというメリットはあるものの、多くのデメリットもあります。「持病があるので無選択型保険しか入れない」と決めつけてしまう前に、他の選択肢がないか考えてみましょう。
引受基準緩和型保険という選択肢も
他の選択肢の第一候補として、通常の保険に入ることを検討してみましょう。健康状態に不安があったとしても、個々のケースによっては普通の保険に入れる可能性があります。
最近ではインターネットや簡単な書類審査だけで申し込むことができるケースも多いですが、告知漏れがあった場合は保険適用外となってしまいます。ファイナンシャルプランナーや保険会社の担当者に相談しながら申し込むとよいでしょう。
通常の保険に加入できなかった場合は、「引受基準緩和型保険」に入れないかどうか確認してみましょう。引受基準緩和型保険とは無選択型保険のように無審査というわけではありませんが、通常の保険に比べて条件が緩く加入しやすいのが特徴です。また、無選択型保険よりも保険料は安く保障内容は厚くなっています。
無選択型保険は加入しやすい分、デメリットも多いということを踏まえて、通常保険や引受基準緩和型保険に入れなかったときに初めて加入を検討するようにしましょう。
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筆者プロフィール: 武田明日香(たけだ あすか)
エフピーウーマン所属、ファイナンシャルプランナー。日本テレビ「ZIP!」やTBSテレビ「あなたの損を取り戻せ 差がつく! トラベル! 」、「Saita」「andGIRL」等の雑誌、「web R25」「わたしのマネー術」等のウェブサイトなど幅広いメディアを通じ、お金とキャリアの両面から女性が豊かな人生を送るための知識を伝えている。お金の知識が身につく初心者向けマネーセミナー受付中(受講料無料)。