インターバル撮影機能で道中を自動撮影
さて、ドライブである。
都内から江川海岸までは約1時間強といったところ。せっかくなので車のダッシュボードにFR100とFR200をセットして道中の写真を撮影することにした。FRシリーズにはインターバル撮影機能があり、設定しておくと任意の秒数ごとに写真や動画を撮影できる。
車のダッシュボードに、全天周のFR200(左側)、超広角のFR100(右側)を固定。カメラ部とコントローラー部を分離させ、カメラ部だけを固定している。養生テープで貼り付けたので見栄えが悪いが、三脚穴を使えるようにするFRシリーズ用アタッチメント(EAM-1)と、車載用の汎用カメラスタンドなどを使えば、もっと美しくなる |
このときの写真をパラパラ漫画の要領でつないで動画にすると、こんな感じ(超広角のFR100で撮ったもの)。下の動画は画質をかなり落とした状態で掲載しているが、FRシリーズはフルHDでもっときれいな動画を記録できるのでご安心を。
都市部から高速道路に入り、江川海岸まで走っていく流れがきちんと記録されている。FR100はそもそも本体が小さいし、こういう場合はレンズ部分だけを取り付けておけばいいのでさらにコンパクト。同じことを16mmの超広角でやろうとすると、スマホはもちろん、なかなかちょうどいいカメラが見つからない。取り回しのいいFRシリーズならではだ。
全天周だと不思議な写真になる |
トンネルの中がかっこいい |
一方、同じくダッシュボードに設置したFR200はというと、こんなふうに撮れている。
車のフロントガラスから視界に入るものをすべて閉じ込めたような不思議な写真である。強烈にデフォルメされた景色がおもしろい。
などとはしゃいでいるうちに江川海岸へ到着。
おお、これが噂の電柱か。
海に電柱がぽつんぽつんと立っている非現実的な風景は何とも不思議。向こう岸に工業地帯が見えるのもまた味がある。
FR100の超広角レンズを生かしておもいきり遠近感をつけ、広い海と空、海をわたる電柱群、そしてはるか水平線の工場を1枚に収めた。
この江川海岸、どうやら日没が特に美しいらしい。たしかに空が真っ赤になれば、さらに非現実感が増してくれそうだ。
江川海岸にはまた日没に戻ってくるとして、ここで我々は近場にある観光名所、中の島大橋へと向かった。