GoProという企業のイメージ通り、アクティブなシーンとKarma Gripの相性は抜群だろう。スキーやスノーボード、サーフィンなどのスポーツ中に、手持ちで安定した映像を撮れるのは大きい。
かといって、スポーツをしない人にKarma Gripは必要ないかというと、いやいやそんなことはない! と言いたい。そこで、アウトドアシーン以外、SNS映えする写真や動画の撮影、子どもやペットの成長記録などにもKarma Gripをおすすめすべく、いくつか映像をつくってみた。今回は、Karma GripにHERO5 Blackを組み合わせて使っている。
手はじめに
まずは基本的なスタビライズ性能を検証するため、階段の上り下りやスラローム走行で撮影してみた。映像は非常に滑らかで、カメラ自体の手ブレ補正だけではカバーできないレベルだ。
【動画】階段の上り下り |
【動画】スラローム走行 |
見上げて撮る
SNSに投稿したくなるような場所を見つけたら、たまにはスマホでなく、HERO5で撮影するのがいいかもしれない。HERO5は特別な設定をしなくても広角で撮れるので、一味違う写真に仕上がる。さらにKarma Gripがあれば、映像も臨場感バッチリで撮れる。
【動画】Karma Gripで同じ場所の動画を撮ると、こんな感じ |
子どもと公園で
GoProのカメラは、撮影者自身が身につけて撮っているイメージも強いが、Karma Gripを活用すると、動いている人を撮影する楽しみも増えると思う。スマートフォンでは撮影しづらい、子どもの視線や動きを追うような映像も、Karma Gripなら簡単かつ滑らかに記録できる。公園での何気ない日常も、Karma Gripで撮影すると味わいのある作品となるから不思議。子どもだけでなく、ペットの目線で撮影してみるのもおもしろいかも。
【動画】子どもを追いかけながら撮ってみた |
今回の作例以外にも、Karma Gripを使うと魅力的に撮れるシーンはたくさんあるはずだ。また、軽量かつ小型であるため、手に持って撮影していても、被写体や周りの人々を威圧せず自然な表情を収められるのも良さといえる。読者の皆様も、HERO5とKarma Gripで何気ない日常を切り取り、SNSなどで共有して楽しんでみては?