Let'snote XZ6は、在宅勤務や持ち歩きPCの増加など、ビジネス市場における働き方の多様化を背景に開発された。主に製薬系やMR、保険業務といったビジネス用途において、着脱式の利点を活かし「キーボードベースを事業所に置き、本体のみを持ち歩いて他の事業所に行く」といった使い方も想定する。
発表会では、同社が2017年4月、社名・部署名を現在のAVCネットワークス社ITプロダクツ事業部から、コネクティッドソリューションズ社モバイルソリューションズ事業部へと変更することも明かされた。
この社名変更は、ハードウェアに加え、ソリューションも強化していく狙いのため。同社では、「TOUGHBOOK」「TOUGHPAD」という頑丈モバイルのシリーズも展開。同社は、TOUGHシリーズは「作業現場そのものを改善」するのに対し、Let'snoteシリーズは「(現場で働く)人そのものを改善する」と、それぞれを位置づけている。
ソリューション事業は主に「TOUGH」シリーズでの提供を想定するが、Let'snoteシリーズでも、例えば遠隔消去ソリューションを付加するなどの施策も進めていきたいとした。同社は、Let'snote XZ6で、2019年までにビジネス向け着脱式PC市場で35%のシェアを目指していく。
比嘉愛未さん「レッツと同じ愛される女優に」
Let'snote XZ6のPRキャラクターは、Let'snoteシリーズでPRを務める、女優の比嘉愛未さんが引き続き担当する。発表会では、「毎回、予想をはるかに超えた圧倒的な軽さに驚かされる」と新機種をアピール。Webで公開されるプロモーション映像は、比嘉愛未さん扮するビジネス女子の1日を追った内容で、比嘉さんは「自信作です(笑)」と笑顔。「(20周年を迎えた)Let'snoteと同じように、人から長く愛されるような、私も愛を与えられるような役者になっていきたい」と意気込んだ。