早いもので2016年も終わりを迎えようとしています。高校生のスマホ所有率が93.0%となった今年(「高校生のスマートフォン利用実態調査」MMD研究所)、女子高生たちはどんなアプリで楽しんだのでしょうか。

女子高生の2大ツールは「LINE」と「Twitter」

まず、女子高生たちがスマホで何をしていると思いますか? ――「LINE」、正解です。LINEといえば、2016年は「LINE流出」という衝撃のニュースとともに始まりました。でも女子高生たちの関心は、「LINEはセキュリティ管理が甘く、このままでは我々の個人情報が漏洩しかねない」ではなく、関係した芸能人の今後でした。かのバンドは女子高生に大人気だったため、「彼はiPhoneを使ってたはず」「スクショ見るとLINE古くない?」といった情報は女子高生からすぐに得られました。

女子高生の定番アプリ、ひとつはLINE

そして、意外に思う人もいるかもしれませんが、「Twitter」も愛用されました。女子高生の2強SNSは「LINE」と「Twitter」なのです。「リア垢(リアルな人間関係と繋がるアカウント)」、「裏垢(心を許せる相手とのみ繋がるアカウント)」など、平均3つのアカウントを持っています。リア垢に「安定のみゆとごはん!」、裏垢には「まぢ豚になるわwww」と投稿するなど、使い分けは完璧です。

タイムラインには「自撮り」が並ぶ

LINEやTwitterへの投稿でもっとも多いのは、友達と撮った「自撮り」写真です。一緒に遊びに行ったとき、ご飯を食べたとき、カラオケ行ったとき、写真を何枚も撮影します。もちろん、学校の休み時間も通学中も撮りまくり。自撮りは一日に数枚撮るのが当たり前です。

そんな彼女たちに今年流行ったのが、顔認識ができる自撮りアプリです。もうプリクラに出かけて盛った写真を撮る必要はありません。アプリだけで十分に盛れます。プリクラをさらに盛って別人を作ることだってたやすいのです。

そして、女子高生は自撮りアプリで盛った写真をさらに加工します。「デコる」感覚といえば、わかりやすいでしょうか。文字を入れたり、四角い枠で囲ったり、極限までぼかしたりします。

では、2016年女子高生が愛用した自撮りアプリ、そして画像加工アプリを、撮影に協力してくれた現役女子高生の自撮りとともにご紹介します。誰でもかわいく撮れるので、恥ずかしがり屋のオトナ女子にもおすすめです。年末年始、世代を越えて自撮り写真を撮りまくりましょう!