あまったら貯金と考えがち

毎月お金があまったら貯金しようと思っていませんか? これは貯金ができない人に共通する考え方ですが、こういった緩い意識では、他のことを優先しがちです。貯金はできるときと、できないときがあるため、決まった金額を貯金することは極めて難しいと言えるでしょう。この状況を改善するには「先取り貯金」が効果的です。給料が入ってきたらすぐに一定額を貯金用口座に移し、残ったお金で生活をする習慣をつけると、無理なく貯金できるようになるでしょう。

ライフプランを立てていない

実家暮らしの人は、一人暮らしに比べて金銭的に余裕があるという意識が強いため、それによって、いつでも貯金できると過信してしまっている人も多く見かけます。漠然と貯金したいと思っているだけでは、貯金できません。家を買うために何歳までにいくら貯金する必要があるといったライフプランをたて、自分の収入と支出のバランスを見ながら、そのためには毎月いくら貯めた方がいいのかを判断しましょう。将来どんな生活を送っていきたいのかを想像し、その目標に向かって行動することが貯金への近道です。

筆者プロフィール:武田明日香(たけだ あすか)
エフピーウーマン所属、ファイナンシャルプランナー。日本テレビ「ZIP!」やTBSテレビ「あなたの損を取り戻せ 差がつく! トラベル!」「Saita」「andGIRL」等の雑誌、「webR25」「わたしのマネー術」等のウェブサイトなど幅広いメディアを通じ、お金とキャリアの両面から女性が豊かな人を送るための知識を伝えている。人生の"やりたい"が"できる"に変わるお金の教養スクール開講中!