4.電気カーペットは必要なときだけ使う
エアコン以上に電気代を消費するのが、電気カーペットです。節電するなら、電気カーペットの使い方をまず工夫しましょう。
3畳用のカーペットの場合、設定を強から中にすると、年間で4,820円の節電。また、3畳用を2畳用に変えると、1日の使用時間が5時間の場合は年間2,330円の節電になります。
人が座るところにだけ電気カーペットを敷き、人がいないところは敷かない、電源をオフにするなどして、効率的に使いましょう。
5.冷気を遮断する
暖房器具の効果を最大限に活用するためには、暖かい空気を感じられる工夫も大切です。例えば、窓のそばに暖房器具を置くと、外からの冷たい空気をシャットアウトできます。長いカーテンをかけると、下のすき間から冷たい空気が入ってくるのを防ぐ効果も。また、暖かい空気は部屋の上部にたまりやすいので、扇風機で室内の空気を循環させるのも効果的です。
以上5つ。少しずつでも工夫をすることで、暖房器具を効率的に使うことができます。まずは取り入れられそうなポイントから試してみましょう!
筆者プロフィール:加藤梨里
ファイナンシャルプランナー(CFP)、慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 特任助教
保険会社、信託銀行を経て、ファイナンシャルプランナー会社にてマネーのご相談、セミナー講師などを経験。2014年に独立し「マネーステップオフィス」を設立。専門は保険、ライフプラン、節約、資産運用など。大学では健康増進について研究活動を行っており、認知症予防、介護予防の観点からのライフプランの考え方、健康管理を兼ねた家計管理、健康経営に関わるコンサルティングも行う。