2.小さなお金でも大切にする
お金に困らない人は、小さな金額のお金は「はした金」といって問題にしないようなイメージがあるかもしれません。実際は逆で、お金に困らない人ほど、小さなお金であっても大切にしているものです。これは、1円単位でチマチマ節約することではなく、例えば小銭もお札と同じお金として大事にする意識や、少額の買い物でも、無駄遣いだと思えば一切しないようにする、といった心掛けのことです。こうした考え方の人は、使うべきところに使う習慣が身に付いているため、お金に困ることがなくなるのです。
また、お金を大切にするということに関していえば、お金に困らない人は、財布の中身がきれいに整理されています。レシートがぐちゃぐちゃ、クレジットカードやポイントカードでパンパンに膨れていることもありません。お財布を見ればその人のお金の使い方がわかるといいますが、お金を大切にしているか否かも一目瞭然でしょう。
3.お金の話や情報交換をする
日本では一般的に、人前でお金の話をするのは余り好ましいとされていません。はしたないとさえ思っている人もいることでしょう。お金に困らない人ほど、お金の話をいとわず、好んでするという共通点があります。お金の話を避けることの裏には、「お金は汚いものだ」といった観念が隠れているのかもしれません。
お金に困らない人にはそういった考えがなく、積極的にお金についての情報交換を行うので、更にお得になる知識が増えていくのです。一方、お金について話す機会を避ければ避けるほど、知識や情報を持つ人との差は広がるばかり。損をしていると気付けないこともあるでしょう。「お金の話を避けてしまいがちだな」という心当たりがあるなら、お金の情報交換ができる場を見つけてみるのもオススメです。