カスタマイズしたコーヒーメニューは名前を付けて登録しておける

バリスタiは5種類のコーヒーを手軽に淹れ分けて楽しめるのが魅力だが、淹れるたび毎回設定するとなると、かなりの手間。家族が多い家庭や職場など大人数で使う場合は、好みもそれぞれにあるはずだ。スマホアプリが有効なのはそんな場面。個々人のスマホアプリに、自分の好みはもちろん、同僚、家族など別のユーザーの好みを登録しておけば、毎回の設定なしでコーヒーを淹れ分けられるようになる。

実際に筆者も5種類のメニューをそれぞれカスタマイズしてみたが、同じメニューでも氷を入れてアイスで楽しんだり、ミルクを少し濃いめにしたりなど、、調整をするとより美味しくコーヒーを楽しむことができて、バリエーションは思った以上に広がった。

ブラックコーヒー

コーヒーの量は1~3gの範囲で、水の量は1gに対して40~120ml、3gに対して100~270mlの範囲で調整できる。

ブラックコーヒー

エスプレッソ

コーヒーの量は1~3gの範囲で、水の量はコーヒー1gに対して40~60ml、コーヒー3gに対して100~180mlの範囲で調整できる。

エスプレッソ

※あらかじめカップに氷を2~3個入れ「エスプレッソ」を選択するとアイスコーヒーができる。

アイスコーヒー。溶けた氷でコーヒーの濃度がちょうどよくなり、すぐに冷たくなる

ブラック(マグサイズ)

コーヒーの量は2~4g、水の量はコーヒー4gに対して最大300mlまで設定できる。

カフェラテ、カプチーノ

コーヒーカップに牛乳や「ネスレブライト」を入れておく必要がある。アプリではコーヒーと水の量に加えて、泡立ちの強さを変更できる。メニューを選択すると、高圧噴射されたお湯でミルクが泡立てられた後、コーヒーが抽出される。

ネスレブライトをいれ、泡立てているところ

カフェラテ

カプチーノ

5種類のメニューの中でバリスタiならではの恩恵を最も感じられるのは、「カフェラテ」「カプチーノ」といったミルク系のコーヒー。カップに牛乳やパウダー状のクリーマーを入れておき、メニューを選ぶと、高圧ジェットノズルから勢いよく吹き出すお湯によってミルクが泡立てられ、コーヒーが瞬時に出来上がる。家庭でこれほど簡単にカフェラテやカプチーノが楽しめるのはありがたい、この手軽さは手放せなくなってしまった。