子どもが好きな食べ物の代表格といえばチーズだ。ウチの子どもたちだけかもしれないが、3人ともチーズは物心ついた頃から好きで、キャンディチーズはもちろん、とろけるチーズや割けるチーズなどなんでも大好きだ。だから、チーズがたっぷり乗ったピザも大好きだ。食欲のないときでも、チーズトーストを作ってあげると喜んで食べる。
だから、子どもが喜ぶだろうと思って、最高にピザが美味しく焼ける、ビタントニオの「グルメオーブン VGO-55」を借りてみた。これでピザを焼けば、子どもたちも大喜び、そして子どもたちのチーズ好きのルーツである奥さんも大喜びというわけだ。
VGO-55の特徴は、専用のプレートを上下のヒーターで最大400℃まで加熱して、食材を焼けることにある。付属する石材プレートの上にピザをセットすると、生地を底面からカリッと焼きあげられる。
畑で掘ったジャガイモでピザを!
チーズと並んで子どもの好きな食べ物がポテト、ジャガイモだ。うちの三姉妹はポテトを見ると、それまで仲良かったのが嘘だったかのように奪い合う。実際は次女がひとり、上下から奪われて泣いているのだが。
なら、畑から掘り出したばかりのジャガイモでポテトピザを作ったら美味いはずだ。そう考えた筆者は、クルマにVGO-55を積んで、知人のジャガイモ畑に向かった。
畑に埋まっているジャガイモを掘り出すのは非常に面白い。子どもたちも夢中になって次々に掘り起こしていく。小さいジャガイモは種芋になるため、土の中に残して、大きなジャガイモだけを次々と掘りだしていく。子どもたちも幼稚園でジャガイモ堀りの経験があったようで、非常に楽しそうだった。週末の楽しいイベントになった。
ただ残念ながら、ジャガイモは掘りたてだとあまり美味しくなく、デンプンを糖に変化させるためにも、しばらく置いておく必要があるという。勢い勇んでクルマにVGO-55を積んできたのだが、子どもたちが収穫したジャガイモをその場でピザにのせて焼くことは叶わなかった。
さらに予定外だったのが、畑まで引かれている電源が使えなかったことだ。このため、ピザ以外の料理もその場で作ることができなかった。