好きな女性は「丸顔」

――『せいせいするほど、愛してる』では、恋愛模様が話題となりましたが、実際に中村さんの好きな女性のタイプはどんな方ですか?

僕は、丸顔です。それがすべてじゃなくて、丸顔だったら誰でもいいというわけではないんですけど、確率的には(笑)。好きになる芸能人とか見ると、丸顔の率が高いかなと思います。

内面的には、自信満々な人よりも、ちょっと自分にコンプレックスがある子がいいですね。自分もコンプレックスを持ってるので、支えあえる感じがいいですね。

――コンプレックスがあるんですか!

もっと薄い顔がよかったとか(笑)。髪の毛はサラサラがよかったとか、もっと明るい人間だったら良かったとか、たくさんありますよ。

「デカダンス」メンバーとはすぐに打ち解けられた

――『刑事ダンス』では逆に恋愛要素のない男性だらけの現場になりますね。大東駿介さん、横浜流星さん、森永悠希さん、立花裕大さんとアイドルグループ「デカダンス」を組むことになると思いますが、チームワークはいかがでしょうか?

僕はすごく人見知りなんですが、けっこう初日で打ち解けることができました。特にみんな明るいわけじゃないのも良かったです(笑)。

――ぜひ、それぞれの方の印象を教えてください。

大東さんは明るくて、みんなをひっぱっていく兄貴的存在です。優しくて自然とついていきたくなるような。流星はもうすぐ20歳なんですけど、程よくおバカで「あれってどうなんすか!」って、いろんなことに興味があるかわいらしい子ですね。

森永くんは、長く活動しているだけあって、なんだか一番どっしりしている。安定感のある感じです。立花くんは役そのものというか、ちょっと変わっています。面白い経験をしてたりとか、人間として興味が湧いてきますね。

――みなさんの印象、かなりスラスラと出てきましたね。

みんな好きなんですよ。これだけいたら、苦手な人がいてもおかしくないんですが(笑)。見栄を張らないというか、そのままでいてくれるのがうれしいです。

――ちなみに、佐久間宣行プロデューサーの印象はいかがですか。

佐久間さんは、ちょっと鋭い雰囲気を持たれている方で。ずっとバラエティ番組を担当されている方ですが、バラエティでは何が起こるかわからないじゃないですか。その現場を常に見ていて、その場で一番面白いことを真摯に考えられてるのかなと思うんです。目つきが鋭いし、すごく細かいところも見ているし、頼りがいがあります。

いくつになっても挑戦したい

――11月には、舞台『さようならば、いざ』にも出演されます。中村さんは舞台でデビューして、映像のお仕事をしながら、定期的に舞台公演にも出ていますが、演じる上での違いはありますか?

僕のなかでは変わらないんですが、あまりにも環境が違うので、まったく同じとは言えないですね。舞台は、自分のいいところも悪いところも全て見られてしまうというか、ごまかしがきかないなと思っています。

――今回は劇団「ONEOR8」の新作舞台に立つ、ということになりますが。

すごく実力のある劇団に参加するということで、その人達の力を借りるというところもあるので、楽しみです。

――こんな役者になりたい、といった理想の俳優像はありますか?

年をとるにつれ、だんだん自分の苦手なものや立ち位置が、固まって似たジャンルになってくることはあると思うんです。でもそうじゃなくて、いくつになっても苦手なもの、挑戦したことのないものに挑戦し続けられるような役者になりたいと思います。

ニット/INDUSTRY OF ALL NATIONS(Adam et Ropé WILD LIFE TAILOR)、中に着たジャケット、Tシャツ、パンツ/すべてBLUE WORK(TOMORROWLAND)、スニーカー/Reebok CLASSIC(リーボック アディダスグループお客様窓口)

――それでは、最後に10月8日スタートの『刑事ダンス』見どころについて教えてください。

最初はコメディ色が強くていろんなことをパロディにするんですけど、だんだん真面目モードになってきて、刑事としての活動もしていきます。その変わっていく姿を観ていただけたらと思いますし、メンバーの知られざる過去もどんどんあらわになっていくので、コメディだけで終わらないドラマをぜひ、見ていただければと思います。