ポラール・エレクトロ・ジャパンは5日、スポーツに最適化したAndroid Wear搭載のスマートウオッチ「Polar M600」を発表した。本格的なトレーニングまで支援する専用アプリを多数用意するほか、活動量計として一般生活でも多くの機能を利用できる。発売時期は11月になる見込みで、希望小売価格は税別44,800円。オンラインストアを含む全国の正規取扱店で発売する。
Android Wearを搭載
Polar M600は1.3インチのフルカラーTFTタッチディスプレイを搭載したスマートウオッチ。Android Wearを搭載しており、AndroidスマートフォンとBluetoothで接続すれば、Google Play上の4,000以上のアプリを利用できる。背面には手首で心拍数が測れる6LED光学式手首型心拍計を搭載。
6個のLEDを用いた光学式手首型心拍計が、Polar M600の大きなポイント。既存モデルのA360は2個のLEDだったが、LEDの数を増やすことでより高精度のデータを取得できるようになった。心拍計は主に、心拍を計測しながら目的に応じた適切な運動を行うために用いる。軽い負荷で体力増強、強い負荷で運動能力の向上といったものだ。
内蔵GPS(A-GPS)では速度、距離計測、位置情報の記録が可能。スイミングでも使える10m防水(IPX8)にも対応している。また、スマートフォンと連携せずにスタンドアロンで動作する機能もあり、例えば内蔵する4GBのストレージに音楽を入れれば、スマホなしで音楽を聞けたりする。
アクティブトラッカー(活動量計)としては、歩数や消費カロリー、睡眠の質といった計測に対応する。Androidスマートフォンと接続していれば、メールの確認・返信、音声操作、カレンダーの予定通知、SNSフィードの確認なども可能。この辺りは、ほかのAndroid Wear搭載スマートウオッチと変わらない。駆動時間は、Android端末と接続した状態で最大48時間、スポーツ使用時(専用アプリや心拍計測など)で最大8時間となる。