2.気軽にできる投資から始めてみよう
超低金利時代の今、普通預金にお金を預けておくだけでは増えていかないどころか、インフレーション(物価上昇)に備えられず、価値が低下してしまうこともあります。そのため、貯蓄するだけではなく、投資によってお金に働いてもらうという選択も必要なのです。とはいえ、投資はよくわからない、元手になる資金がさほどないなど、初心者には尻込みしてしまう要因も多いかもしれません。
おすすめなのは、ミニ株などと呼ばれる「単元未満株」で取引してみることです。普通の方法で株の売買を行うには、単元株といって取引の際に必要な最低購入単位数を満たしてなければなりません。ミニ株の場合、通常の単元株の10分の1から取引が可能になるのです。金額の大きさから気が引けてしまうという人には、心理的なハードルも低く始めやすいでしょう。
投資は、まず行動してみないことには結果は出ません。「いつか大きな資金ができたら」と考えずに、少額からでもチャレンジしてみることで、要領もつかめるはずです。その経験が、いずれ本格的に投資をするとなったときに、必ず生きることでしょう。