貯金がなかなかできない言い訳としてよく聞くのが、「収入が少ないから」というもの。収入が少ない人は多い人に比べると貯金へのハードルは高くなるかもしれません。低収入でもしっかり貯蓄ができている人が存在します。決して余裕がある訳ではないはずなのに、なぜなのでしょうか。今回は、低収入でも貯蓄が多い人の特徴をご紹介します。
収支を把握している
貯金の第一歩は、収支の内訳を把握することから始まります。毎月「何に」「いくら」使っているのかを書き出してみましょう。クレジットカードや電子マネーなど支払い方法が多様になっている昨今、わかっているつもりでも、正確な支出を把握できていない人は意外と多いもの。「何に」「いくら」使っているかわかったら、それが自分の収入に見合っているかを確認します。支出が収入を超えているのはもちろん論外ですが、交際費や娯楽費が多すぎるなど、家計の問題点が見えてくるはずです。
先取り貯金をしている
貯金上手な人が必ず継続しているものが「先取り貯金」。「余裕があったら」「ボーナスが入ったら」ではなく、毎月必ず決まった金額を貯金にまわすことで、どんな状況でも確実に貯金することができます。とはいえ、急に無理な貯金額を設定するのはNG。貯金のせいで生活を圧迫するのでは本末転倒です。どんなときでも確実に貯金できる金額を決めて、そこからスタートしてみましょう。収入の2割を目安に貯金ができればなお良いです。給料日と同時に先取りできる積立貯金などを利用して、まずは仕組み作りから始めてみてくださいね。