もうひとつの新シリーズとして投入するBlue by Blueairは、キューブ型のユニークなデザインを採用。大風量吸引・大風量排出を実現しつつ価格を抑えており、空気に課題を持つユーザー以外も対象となるシリーズだ。直販価格は、ダストに対応したBlue Pure221パーティクルが54,500円、ニオイの除去にも対応したカーボンアンドパーティクルが58,500円(いずれも税別)で、9月30日に発売する。
本体下部に、360度全方向型の吸引口を装備。流体力学に基づいて緻密に設計されたファンダクト構造により、排出する際の空気抵抗を抑え、吸引した空気を余すことなく排気。大風量吸引、大風量排出を実現している。AHAM規格では30畳対応、JEMA規格では47畳対応で、8畳の部屋は6分間で清浄できる。
内部には、直径30cmの大型プロペラファンを搭載。ファンダクトにより、フィルターを通ったきれいな空気を余すことなく真上に排出し、部屋全体の空気を効率よく循環させる。ダクト形状は、中間部分から出口部分にかけて徐々に口径を外側に広げており、ダクト中間部に空気を収束。これにより、ダクト内側に沿うように円滑な空気の流れを作ることができたという。また、天面の吹出口は、中から外にかけて、小さいサイズから大きいサイズの複数の穴を配置。中心の気流は速く、外側にいくにつれて緩やかな風速にすることで、中心の速い気流に引っ張られて上に排出する力を引き上げたという。
キューブ型フィルターには約1.2kgの活性炭を搭載し、ニオイ物質を強力に除去。フィルターは目詰まりしにくい独自構造で、省エネと高い静音性を実現しており、「24時間365日使い続けることができる空気清浄機」と自信を見せた。
セールス・オンデマンド 第二事業本部の小野寺英幸事業本部長は「ブルーエアは、空気をきれいにすることを深く考えているメーカーであり、空気を吸うことの大切さを追求しているメーカーである。Clean air for everyoneをスローガンとし、誰でもきれいな空気を吸う権利があることをメッセージとして伝えてきたが、日本の空気清浄機市場全体として、正しく伝わっていないという反省もある。正しい情報を伝えるとともに、新たなラインナップを加えることで、より多くの人に空気清浄機を届けたい」と述べた。