続いて登壇した尾澤店長は、各フロアの構成と見どころを掘り下げて紹介。オープニングイベントの内容についても触れた。
4階はカメラ・モバイル・PCフロアとなる。カメラコーナーでは、αシリーズの現行モデルとレンズがすべてそろっているだけでなく、専門知識を備えたスタッフを配置し、カメラの使い方や撮り方なども気軽に相談できるという。プロカメラマンを招いてのセミナーや体験会なども実施していく。
5階はオーディオ・ビジュアル・ゲームフロア。何といっても受注生産のみで価格は700万円という、超高級テレビの100V型BRAVIAが目を引く。離れた場所からでも、間近に近寄っても、大画面の迫力と圧倒的な高画質を実感できる。
PlayStation VRの体験コーナーもこのフロアだ。1回10分程度で気軽に体験できるプログラムを用意している。さらにこのフロアでは、児童を対象にした創造力育成のためのロボットプログラミング学習キット「KOOV」も参考展示する。
6階はツーリスト・ギャラリー・サポートフロア。多目的フロアであり、会員制プログラムのプロサポートが受けられる窓口や、外国人観光客のニーズに応えるTax Freeのツーリストコーナーなどを置く。
尾澤店長は「ソニーファンのための店舗ではなく、新しいソニーファンを創るための店舗だと思っている。そのための施策をいろいろ考えている。オペレーションをきちっと回して、期待に応える場所にしていきたい」と抱負を述べた。
予約不要で入場無料のイベントはもちろん、応募当選した人だけが参加できるクローズドイベントなど、積極的に展開していくとのこと。ただ、これだけのポテンシャルがあれば、もっともっと驚くような楽しい仕掛けを期待できるのではないか。日本全国はもとより、海外からも「ショールームが見たくて来た」というお客が呼べるのではないか。期待も含め、そんな印象を受けた。