オリンパスの信条でもある携帯性については、マイクロフォーサーズのメリットを生かして、フラッグシップモデルながら小型軽量を追求。「600mm換算のレンズを装着しても手持ち撮影できる (ほど軽い)」とアピールする。防塵・防滴・耐低温性能も備えており、シーンを問わず利用できる信頼性を継続して担保する。

レンズも含めてコンパクトにできるマイクロフォーサーズのメリットをアピール

防塵・防滴・耐低温も継続

容量の大きなバッテリーを採用したことで、電池容量は1,720mAhと大容量化。充電時間も50%短縮したという。バッテリーグリップを大型化したことで持ちやすさも向上している。デュアルSDカードスロットの採用により、RAW+JPEG撮影時に保存先を分けたり、同時に2枚のカードに同じ画像を保存することも可能だ。

バッテリーの大型化やグリップ改善、デュアルSDスロットなど、信頼性と使い勝手の向上が図られた

新開発のバッテリーは大容量化

既存のE-M1のバッテリーと比較

SDカードスロットが2基に

グリップの形状も改善。左がE-M1 Mark II

高速・低消費電力の2,037万画素Live MOSセンサーと新開発の画像処理エンジン「TruePic Turbo VIII」により、画質も高めている。4コアのTruePic Turbo VIIIは、従来比3.5倍の性能を誇るという。ボディ内の5軸手ブレ補正とレンズ内の手ブレ補正を組み合わせることで、シャッター速度6.5段分の補正効果を実現。動画専用となるが、電子手ブレ補正を組み合わせてブレを抑える仕組みも備えた。ダイナミックレンジの改善、5,000万画素相当の解像度となるハイレゾショット、4K/30P・最大237Mbpsまで対応する動画撮影機能なども搭載した。

画像処理エンジンも新開発

ダイナミックレンジの改善については、このスライド中央に「絞り1段分のノイズ改善」との記述が見られる

他社一眼レフカメラの性能を超えたとアピール

E-M1 Mark IIの主なスペック

以下、E-M1 Mark II実機ギャラリー

各種アクセサリーも用意

以下、縦位置撮影も使いやすくなるバッテリーグリップ「HLD-9」を装着して