クレジットカードとは違い、預金口座の残高の範囲でしか使えないデビットカード。つい使いすぎてしまう心配がないので、浪費家の人やお金の管理が苦手な人にはぴったりです。世界200以上の国や地域で使えるとのことなので、海外でも不自由なく使えるのかをハワイで実際に試してみました!
デビットカード、海外ではどんなふうに使える?
デビットカードは金融機関が発行しているもので、VisaやJCB、MasterCardなどの国際ブランドのネットワークを使って決済を行います。今回ハワイで使ってみた「Visaデビット」では、海外でのお買い物やATMで現地通貨を引き出すことができ、自分の預金口座から即時決済するので、お財布感覚で使えます。
ただ、ショッピングで使うときも、ATMで現地通貨を引き出す場合も、Visaが定める為替レートに、発行金融機関が定める海外事務手数料を上乗せしたレートで円貨換算します(海外事務手数料は、発行金融機関によって異なる)。
国内のVisaデビットカードの種類は全部で13種類(2016年8月現在)。発行金融機関によって事務手数料が異なるということは、使う場合にも違いがあるのか気になるところです。違いを確かめるため今回は、「三菱東京UFJ-VISAデビット」と「Sony Bank WALLAT」の2種類のデビットカードを実際に使ってみました。
ショッピングでの違いは?
まずはショッピングから、「Visa」加盟店ならどこでも使えるので、クレジットカード決済ができるお店で使うことができます。
使い方は、普通のクレジットカードと同じく、お店の人にカードを渡してサインするだけ。他には、「カードを通す端末に自分でカードを通して、画面に現れたサインする場所に、サインをして『Submit』ボタンを押す」というシステムのお店が結構ありました。ショッピングではどちらのカードも同じでストレスなく使えます。