さて、発表会の冒頭では、フィリップス ライティング マーケティング部 部長の久保徳次氏が簡単にスピーチ。欧州の「明かりを楽しむ文化」を日本に普及させるために、Philips Hueシリーズを2013年に発売したという歴史を振り返るとともに、IoT先駆者のイメージが日本でも定着してきたと感触を語った。また、2016年4月に発売した「Philips Hue スターターセットv2」の売上が好調で、前年比2倍で推移していると好調さをアピールする。
続いて、フィリップス ライティング マーケティング部 チャネルマーケティングマネジャーの追越隆則氏が、新製品の詳細を解説。ポータブル照明「Philips Hue Go」では、「ポータブル(3時間駆動のバッテリー内蔵)」、「本体ボタン操作(ワンクリックで7つのプリセットシーンを用意)」、「本体ボタンのダブルクリック+長押しで、グラデーションからのセレクト」できるという新機能を紹介し、個性的な演出を楽しめるユニークな照明であることを強調した。
フィリップス ライティング マーケティング部 チャネルマーケティングマネジャー 追越隆則氏。ポータブル照明「Philips Hue Go」を片手で持ち軽さを強調。本体底面のボタンを「ダブルクリック+長押し」すると、グラデーションから好みの色を設定できる。色調は1,600万色以上 |
テープ型の間接照明「Philips Hue ライトリボン プラス」と「ライトリボン プラス エクステンション」は、ポイントをしぼって特徴を解説。具体的には、「明るさの強化(1600ルーメン、同社従来品比で約13倍)」、「白色再現性の向上」、「本体の長さを延長(最大10mまで対応)」だ。これらの強化点は、ユーザーの意見を反映させたものだとした。
また、同社のLED新提案として、For Life、For EveryWhere、For Designという3つのコンセプトを掲げた。それぞれ、生活に彩を与える、場所を選ばない、豊かな生活を形作ること。これらのコンセプトに沿って、製品や提案を展開していく。
Philips Hue Go、安田美沙子さんの使い方は?
最後のトークセッションでは、タレントの安田美沙子さん、Tunnel社ビジネス担当執行役員 川本太郎氏が、最新インテリアの動向と楽しみ方について語った。
川本氏は、日本では障子で月明かりを楽しむなどの文化があり、Philips Hueと日本人の相性は良好で、同社が運営するインテリア実例共有サイト「RoomClip」には、Philips Hueの写真が300以上投稿されているとコメント。
安田さんは、テラスで夫婦と愛犬でブランチを楽しむなどプライベートを明らかに。フレンチトースト、パンケーキだけでなく、和食などもテラスでとるそうだ。そんな時間にPhilips Hue Goを寄り添わせたり、Philips Hue Goでムーディーな夜を楽しみたいと、たおやかに微笑む。Philips Hue ライトリボン プラスについては、部屋の隅や壁に、縦に並べて「部屋を広く感じさせたい」というオリジナルのアイディアや、自由なレイアウトで使いたいと意気込みを語ってまとめた。
テレビ側のソファ横は、オレンジ色の光で気持ちを落ち着かせるなど工夫している(安田さん)。そのため、ソファで良く眠ってしまうという。「グリーンの光は家の中だけど自然の中にいるようで良かった」(安田さん) |