スニーカーもIoT!? - 動きと連動、光と音で魅せるフットウェア「Orphe」

no new folk studio(以下、nnf)は9月5日、スニーカーのソール部分にLEDを搭載し、自由に発光色や明滅パターンなどをカスタマイズできる「Orphe」(オルフェ)の一般発売を明らかに。発売日は9月9日で、希望小売価格は税別44,800円だ。実店舗では、三越伊勢丹、そごう・西武、二子玉川 蔦屋家電、金沢21世紀美術館 ミュージアムショップ、GG-store、さらに各種ECサイトでも販売する。nffは同日、Orpheのプロトタイプを開発したハードウェアスタートアップ「DMM.make AKIBA」にて、Orpheの発表会を開催した。

光と音を自在に操るスニーカー

Orpheは一見するとシンプルなレザー調のスニーカー。しかし、両足のソール部分に合計約100個のフルカラーLEDを内蔵している。

最大の特徴は、スニーカー内部にBluetooth機能を搭載しており、スマートフォンとリアルタイムに連動できること。また、スニーカー内部には3軸加速度センサー、3軸角速度センサー、3軸地磁気センサーという合計9軸のモーションセンサーも備える。動きに合わせて光の色や明滅パターンを変えたり、音を出したりすることが可能だ。

動きに合わせて出る音は、Orpheではなくスマートフォンのスピーカーから流れる。これは、Orpheを使用してダンスなどをするパフォーマーを意識したもの。パフォーマンス中に発せられる音を、アンプ付きスピーカーから大音量で流す用途を想定していたため、あえてOrphe本体にはスピーカーを内蔵しなかったという。

また、バッテリーはスニーカーの「ベロ」部分に収納。バッテリー容量は約1,000mAhで、充電時間は約1時間。満充電時で約1～5時間の稼働が可能だ。