ボーナスの使い方を見直してみよう

ボーナスの使い方はどうすればいい?

ふだんはお金に余裕がないけれど、ボーナス支給時だけは別! という人は多いはず。ボーナスという大きなお金が入るときには、その使い方を是非見直したいものです。

ただ最近では、ボーナスを好きなことに散財してしまうよりも、給与の残りを普通預金に置いておく場合と同様、ほとんど使わずに貯めるという人が増えているようです。公的年金への不安などから、特に若い人の間に「お金が入ってきても使わずとっておくべき」という考えが広まっていることも、一因と考えられます。そこはせっかくのボーナス。将来への蓄えもしつつ、今を楽しむことや自己投資のために使うことも考えていきたいものです。

では、具体的にはボーナスをどのような配分で使えばいいのでしょうか? まず、ボーナスの半分は好きなことに消費する分、残り半分は貯蓄と運用をする分と大まかに決めてしまいます。貯蓄・運用分のうち、近い将来に使う予定のあるものは現金として貯蓄しておきましょう。例えば、冠婚葬祭費などおおよそ5年以内に使うと考えられるようなものです。

一方、当分使わないお金は、目的に合わせて運用していきましょう。例えば、老後資金を準備するなら「確定拠出年金」といった節税効果に優れた商品を利用するのがおすすめ。長い目で見ると、普通預金で貯蓄するよりもはるかに大きなメリットがあります。