――これが転機になったというお仕事はありますか?

『仮面ライダードライブ』ですね。オーディションのお話が来るタイミングで、ちょうど「お芝居をやりたい」と言っていて、そこから受かった作品でした。お芝居を始めるきっかけになりました。

――仮面ライダーのオーディションはうまくいきましたか?

いや、失敗はありました!! 『ドライブ』ではないんですが、実はお仕事を始めたばかりの時に仮面ライダーのオーディションを受けたことがあり、そこで"ジョジョ立ち"を披露するという……(笑)。謎のアピールをしてしまって、場はかなりしらけたし、オーディションにも落ちてしまいました。そのときの失敗があったからこそ、『仮面ライダードライブ』のオーディションでは、ジョジョ立ちをしませんでした。

――もしかして昔オーディションを受けてなかったら、『ドライブ』のオーディションでもジョジョ立ちを……。

していたかもしれません(笑)。でも『ドライブ』のオーディションでは、審査をしてくださる方も、私が「ジョジョ好き」だと知ってくださっていたので、もしかしたらやってよかったのかもしれませんね。失敗は経験しておくべきだと思いました。

――そのときの経験がつながっているんですね。ちなみに、どういった状況で披露されたんでしょうか。

特技を聞かれたときに「ジョジョ立ちと、アニメソングの熱唱です」と言って、アニソンを熱唱した後に何連発かジョジョ立ちをやるという結構最悪な状況でした。若いからこそできましたね……。今につながってよかったです。

好きなタイプは「助けてくれる人」

――『侠飯~おとこめし~』の生瀬さんは料理上手という設定ですが、内田さんが好きな男性のタイプはどんな方ですか?

男らしくって、助けてくれる人です。私いろいろとやらかすので、常に危ないんですよ。「よく生きてこれたね」というくらい生死の狭間にいるので、ヒーローみたいな人に「危ないよ!」と助けてもらえたら……。

――けっこう大変な局面ですね! 『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラクターでいったらいかがでしょうか。

ジョジョの中では岸辺露伴先生が好きですが、それはそれで好きなタイプとは別かもしれません(笑)。でもきっと露伴先生は、好きになった人はすごく助けてあげるんだろうなって。勝手にちょっと心の切なさを感じてます。

――ちなみにドラマにはいろいろな料理が出てきますが、おすすめのメニューはありますか?

全部美味しいですけど、個人的にはまっているのが、1話に出てきた「オイルサーディンの缶ごと焼き」です。めっちゃはまって、自分でもあれからずっと作って食べています!

あとおすすめなのは、これから放送する6話に出てくるナポリタン。パスタの麺ではないものを使うんです。個人的には侠飯史上一番好きなメニューで、撮影で食べてからすぐにレシピを聞いて帰ったくらいなので、ぜひチェックしてほしいです。