女優の桐谷美玲が主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ『好きな人がいること』(毎週月曜21:00~21:54)。桐谷演じる恋愛下手な主人公・櫻井美咲が、山崎賢人・三浦翔平・野村周平演じる柴崎三兄弟の経営する海辺のレストランで、住み込みのアルバイトをすることで始まる、ひとつ屋根の下でのラブコメディで、神奈川・湘南を舞台にロケ撮影が行われている。

一方、レストランの内部やシェアハウス内のシーンは、実は都内のスタジオで撮影中。徹底的に"おしゃれ"にこだわったという、そのセットに潜入した――。

フジテレビ湾岸スタジオに潜入!


レストラン「Sea Sons」

長男・千秋(三浦)がオーナを務め、次男・夏向(山崎)がシェフとして切り盛りする、海辺のテラス席を持つレストラン。美咲が第一印象で「わー!ステキ!!」とテンションが上がるような空間を意識した。

かつては従業員のシェフがおり、今は三男・冬真(野村)が調理師学校を卒業した後に手伝うことを待っているという設定から、厨房を広めに作ることで、夏向がさびしく調理作業をしているように見える工夫がされている。

海をイメージするため、ピザ窯など店内のいたるところにブルーのタイルを使用。

店名である「Sea Sons」の由来は、四季が名前に入っている三兄弟の店であることと、海辺のレストランということで"海の息子"という、ダブルミーニングになっている。

看板メニューはもちろん「自家製デミソースのオムバーグ」

この階段を登ると海辺のテラス席へ…


柴崎家:リビング・キッチンなど

美咲がひと夏を過ごすことになった一軒家。古民家をリノベーションした設定となっており、これを見た野村は「すげぇおしゃれ!」と興奮したそうだ。

部屋の配置は、1階にリビング・キッチン、千秋の部屋、美咲の部屋など。夏向の部屋は2階にある。美咲の部屋から千秋、夏向の部屋が見える位置関係になっており、2人が何をしているのか、想像を巡らせているのかも…。

照明には流木を使用しておしゃれを演出。

今作では三男・冬真の部屋が映し出されないため、リビングに彼の趣味であるスケボーなどが置かれている。

キッチンは「実家っぽさ」をイメージ。カウンター式を採用せず、「呼びかけられたらお母さんのように振り返る」ことにこだわった。

美咲と夏向がはち合わせる場面も多々ある洗面所。この洗濯物は誰のもの!?