3.無駄遣いポイントや浪費グセを見つける
3つ目は、ふだん無駄遣いをしてしまいがちなポイントや浪費グセを見つけることです。お金が貯まる人は、ただ単にお金を使わないように心掛けているだけでなく、出費にメリハリをつけています。ここぞというときは、惜しみなくお金を出しますが、必要のないものには一切出費しません。
例えば、目的もないのにコンビニに立ち寄ることはないでしょうか。いつの間にかお金が減っている人の行動として、本当に欲しいわけではないのに、何となくで少額の出費を繰り返していることが多いです。
このほか、月に何度もお金を下ろしていないでしょうか? 何にお金を使ったか思い出してみると、衝動買いだったり、外食が多すぎたりと思い当たる原因が見つかるかもしれません。こうした無駄遣いや浪費グセを発見して気を付けるだけでも、貯蓄するお金は意外とあるということに気が付くかもしれないですね。
まとめ
これまで貯蓄ができなかったという人は、是非「自動的に貯蓄できる仕組み」を作ってみましょう。これだけで、まずは強制的にでもお金を貯めることができます。
加えて、お金はただ貯めるのではなく、何のための貯蓄なのか目的を持つことも大切です。目的が明確であれば、それ以外の用途で貯蓄を切り崩すこともなくなるでしょう。
そして、ただ貯めていくだけでなく、投資をしてお金を働かせることも重要です。5年以内に使う予定のないお金は運用に回すなどしてお金を増やすことも考えていきましょう。
筆者プロフィール:武藤貴子
ファイナンシャル・プランナー(AFP)、ネット起業コンサルタント
会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーやマネーコラムの執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルティングを行うとともに、執筆や個人マネー相談を中心に活動中。FP Cafe登録FP。