2.ボーナス払いで買い物をしすぎてしまう
ふだんの買い物で、ついボーナス払いに頼ることはありませんか? 手持ちのお金がなくても欲しいものが買えるので、便利なシステムですが、勢いに任せて買い物をし、結果的に無駄遣いに……ということもありがち。いざボーナスの時期になったとき、予想以上に手元に残るお金が少なくならないよう、日々気を付けたいものですね。また、支払いまでは最長で半年以上も猶予があります。ボーナス払いにしたことを忘れないようにすることも大切です。
3.ボーナスに頼り過ぎたローン返済
月々の返済額を抑えて負担を減らすため、住宅ローンなどの支払いにボーナス併用払いを利用している人も多いことでしょう。ただ、ボーナスに頼りすぎる返済計画はおすすめできません。ボーナスの返済割合を大きくするほど、総返済額は高くなってしまい、余計にお金を支払うことに、なってしまうからです。
また、ボーナスは必ず支給されるとも限らず、景気や業績の悪化で減給や支給されないことも考えられます。最近では、そのようなリスクを考慮して返済計画を立てる人が増えてきましたが、一度見直してみるといいでしょう。
これまでのボーナスの使い方と比べて、いかがでしたでしょうか。「ちょっと無駄な使い方をしてしまっていた……」という人は、是非賢い使い方を身に付けてみましょう。より良い使い方ができれば、これまで以上にボーナスが楽しみになること間違いなしです。
筆者プロフィール:武藤貴子
ファイナンシャル・プランナー(AFP)、ネット起業コンサルタント
会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーやマネーコラムの執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルティングを行うとともに、執筆や個人マネー相談を中心に活動中。FP Cafe登録FP。