新・飲み屋街、伏見地下街の日本酒バー「伏見立呑 おお島」

カジュアルで女性でも入りやすい雰囲気の店内

名古屋最大のオフィス街にありながら、昭和にタイムスリップしたかのようなムードを味わえる伏見地下街。昭和33年10月に開通した全国でも有数の歴史を誇る地下街だ。長らくシャッター商店街化しつつあったが、若い店主らによる飲食店などが相次いで登場し、一躍注目の飲み屋街に。「伏見立呑 おお島」はその先駆けとして2015年12月にオープンした。

日本酒は全国の希少種を中心に常時約40銘柄。少量ずつ仕入れて入れ替えていくので、常に新しい味に出会える。オススメは3種を飲み比べできる「利き酒セット」。好みを伝えればリクエストに合わせてチョイスしてくれる。フードは手作りのおばんざいが約20種あり、控えめな味わいでお酒を引き立てる。

スタッフは女性が中心で日本酒の知識も豊富。ツウも満足できる上、立ち飲み初心者や女性でも安心して過ごせる。品よく飲める立ち飲み店だ。

地下商店街の一角。昔ながらの商店やマニアックな古書店、新しい飲み屋が雑多に並び、さらにあいちトリエンナーレの際に描かれたトリックアートもある独特なムード

●information
伏見立呑 おお島
愛知県名古屋市中区錦2-13-24
営業時間: 18時~22時45分(土曜14時~20時)
定休日: 日曜日
アクセス: 地下鉄・伏見駅より直通

出張の合間や接待終わりにふらりと立ち寄れる名店ぞろい。1人でしっぽりと飲むのもよし、大勢でわいわいと飲むのもよし。安くてうまく、ディープな雰囲気を楽しめる名古屋の立ち飲み屋をぜひ堪能してみてはいかがだろうか。