岩下食品は6月14日~7月13日、同社商品「岩下の新生姜」を使ったコラボメニューが楽しめる「岩下の新生姜ミュージアムCAFE in 渋谷」を東京都の渋谷ロフト2階・渋谷シティラウンジにて期間限定でオープン。このほど、オープニングセレモニーを開催した。
「岩下の新生姜ミュージアム」の世界観がカフェに!
同カフェは、栃木県栃木市にある「岩下の新生姜ミュージアム」のコンセプトカフェ。2015年6月に開館した同ミュージアムは、「新生姜の部屋」や「ジンジャー神社」といった遊び心にあふれたアトラクションがSNSを中心に話題を集めた。
このほど開館1周年を迎えたことを記念して、「岩下の新生姜ミュージアムCAFE in 渋谷」をオープン。同カフェでは、岩下の新生姜のコラボメニューのほか、ミュージアムで人気の展示やアトラクションも一部楽しめる。入り口には伸長150センチの新生姜の置物を、店内中央には"新生姜アルパカちゃん"を約100体設置。"本家"のミュージアムへの興味が駆り立てられるようなファンシーな空間となっている。
セレモニーには、同社代表取締役社長の岩下和了氏が登壇。「今回は、栃木の"本家"には足を運べない方々のために渋谷にカフェをオープンしました。岩下の新生姜は、漬物としてだけでなく、和・洋・中のどんな料理にも合う汎用性のある食材です。ミュージアムでも人気のコラボメニューとあわせて、当店限定の新生姜を使ったハイボールも楽しんでいただければと思います」とあいさつした。
冷えを改善する「生姜パワー」
生姜(ジンジャー)は、冷えの改善に効果があるといわれる食材。血行を促進させ代謝を高めることから、肥満などの生活習慣病を予防する点でも注目されている。なお岩下の新生姜は、台湾のみで栽培される本島姜(ペンタオジャン)という特殊な生姜を使用した商品。台湾ならではの温暖な気候と肥沃(ひよく)な土壌で手間をかけて育て、収穫したその日のうちに低塩で漬け込み、冷蔵管理をしているという。シャキシャキとした歯ごたえとフレッシュな味わいが特徴だ。
ゲストとして登壇した「イシハラクリニック」副院長の石原新菜医師も、生姜を好んで食べている一人。個別にお話を伺ったところ、生姜がアメリカ食品医薬品局(FDA)より"副作用のないハーブ"として認められていることに触れ、「代謝が上がって発汗作用が高まりますが、特に嫌じゃなければ、量を気にせずに食べて大丈夫です。私も毎日食べていますよ」とすすめてくれた。
そして、体を温めるためには加熱料理のほうが適しているという。
「生の生姜に含まれるジンゲロールは、熱を加えたり乾燥させたりすると、ショウガオールという成分に変わります。このショウガオールを摂取することが、体を温めるためにはすごく効果的です。ただ、生ならではの栄養成分もあるので、さまざまな調理方法で取り入れるのがベストですね。また、炭酸との相性も良いので、ジンジャエールのようなドリンクもおすすめです」と石原医師。
同カフェでは、岩下の新生姜を使ったコラボメニューとして、ランチプレート1品、ディナーメニュー2品、アルコールドリンク1品を提供する。ランチタイムは11:00~16:00、ディナータイムは16:00~23:00(ラストオーダー22:00)。
ランチプレートは、「岩下の新生姜スペシャルプレート」(1,000円・税込)。新生姜豚バラ肉巻、白身魚の新生姜挟み竜田揚げ、岩下プチおかず3点(オリーチェ・ちくわのくるくる巻き・新生姜)、新生姜のオニオンジンジャースープを盛り合わせた。このワンプレートで、岩下の新生姜1袋(80g)分が食べられるという。
左から、ディナーで提供する「黒豚バラ肉角煮 うずら卵の岩下漬け添え 北京ダック風」(1,000円・税込)と「豆腐とサーモンのジュレかけ 新生姜添え」(700円・税込) |
ドリンクメニュー「ニュージンジャーハイボール」(550円・税込) |
ディナーメニューは、「黒豚バラ肉角煮 うずら卵の岩下漬け添え 北京ダック風」(1,000円・税込)と「豆腐とサーモンのジュレかけ 新生姜添え」(700円・税込)の2品。
黒豚バラ肉角煮は、新生姜と共に煮込んだ黒豚バラ肉と、白髪ねぎ、うずら卵の岩下漬け、別添えの新生姜と特製味噌(みそ)ディップを皮に挟んで食べるメニュー。ジューシーな角煮をさっぱり食べることができ、お酒のつまみとしても楽しめる。
豆腐とサーモンのジュレかけは、絹豆腐、トマト、わさび菜、アボカド、新生姜でマリネしたサーモンをコンソメジュレで仕上げたもの。ヘルシーかつ清涼感のある味わいで、女性におすすめの1品だ。
終日提供するドリンクメニュー(ラストオーダーは22:30)には、ハイボールに新生姜を添えた「ニュージンジャーハイボール」(550円・税込)がラインアップ。辛味のある新生姜はハイボールとの相性も抜群。新生姜をかじりつつ飲みすすめてみよう。