Enermax - 同社初のDIY水冷システムを展示
Enermaxは、同社初のDIY水冷を展示していた。派手さでは他社の追随を許さない同社らしく、ラジエータには14cmのVegasファンをデュアル搭載。ユニークなのはリザーバ一体型ポンプで、ポンプの回転速度を表示することが可能だ。回転速度は6段階で調整できる。セットでの販売を考えているようで、価格は3万円台になりそう。
またCPUクーラーの新製品としては「ETS-T50」を紹介しておきたい。これはサイドフロー型のクーラーなのだが、排気側にエアガイドを搭載。排気を直接リアファンに向けることで、効率的なエアフローが期待できるという。冷却性能は250W以上。カラーはブラックとホワイトで、10月ころの発売予定だ。
Zalman - オールインワン型にシンプルな新モデル
Zalmanの「HQ740」は、オールインワン型水冷CPUクーラーの新モデル。水冷ヘッドはシンプルなデザインを採用しており、どんなマザーボードやケースにも合わせやすい。ラジエータは24cmサイズ。ファンにゴム製のカバーが付いているが、これは振動を抑えるためだという。価格は100ドル程度で、2016年Q3の発売予定。
Thermaltake - 最大48個まで接続できる光るファン
Thermaltakeは、リング状に光るファン「Riing」の新モデル「TT Premium Edition」のデモを行っていた。最大の特徴は、「Digital Fan Hub」を使って、最大48個まで接続できるということ(マザーボードとの接続は基板上のUSBピンヘッダになる)。専用ソフトウェアから、各ファンに対し、発光色や回転数を設定することも可能だ。
IN WIN - デイジーチェーン接続でどんどん繋がるファン
IN WINは、デイジーチェーン接続により、どんどん繋げていける12cmファン「Aurora」を展示していた。並べた複数のファンで流れるように色を変えるなど、動的な演出を楽しむことができる。リモコンでのコントロールも可能。通常の回転数は800~1,400rpmだが、ターボモード(2,000rpm)も用意されている。
TITAN - アルミフレーム採用の12cmmファン
TITANは、アルミフレームを採用した12cmファン「Aurora」を展示。アルミ製のフレームは、樹脂製と比べると、放熱性に優れるのが特徴だ。Auroraはフレームのデザインがユニークなほか、LEDの光り方もちょっと変わっていて面白い。